エンザンクラシック マリブガール【エンザンクラシック マリブガール】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9471号 |
登録年月日 | 2001年 10月 18日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | エンザンクラシック マリブガール よみ:エンザンクラシック マリブガール |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社向山蘭園 | |
品種登録者の住所 | 山梨県塩山市熊野274番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「プリティー エルフ #2」に「グレート フラワー バレリーナ」を交配して育成されたものであり、花はドーサル・セパルが紫赤色の単色、ラテラル・セパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に紫赤色のぼかしが入り、リップは円形でピンク白の地色に紫赤色の斑点が楔状に入るやや大型種である。草型の大きさはやや大、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは31~60㎜、長径は31~50㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は45~60度、先端の角度は60~90度、葉の長さは75~105㎝、幅は21~30㎜、葉色は緑、葉数は10~12枚である。一花茎の花数は21~30、花茎の太さは12~15㎜、長さは50~80㎝、上部及び中部の色は緑褐、下部の色は緑である。咲き型は部分抱え・平咲き、花の横径及び縦系は61~80㎜、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は円形、先端の形は微突形、周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は赤系、花色はドーサル・セパルは紫赤(JHS カラーチャート9714)の単色、ラテラル・セパル及びペタルは淡紫ピンク(同9702)の地色に紫赤(同9714)のぼかしが入る、リップはピンク白(同9701)の地色に紫赤(同9714)の斑点が楔状に入る。花の香りは弱、開花期は冬である。「ピースファイアー フランボー」と比較して、リップに紫赤色の斑点が楔状に入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に出願者の温室(山梨県塩山市)において、「プリティー エルフ #2」に「グレート フラワー バレリーナ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「エンザン クラシック MV451」であった。 |
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