ビバシティ彦根
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 10:08 UTC 版)
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| ビバシティ彦根 VIVA CITY HIKONE  | 
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|---|---|
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       入口にあるゲート(手前)と店舗(奥)
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| 地図 | |
| 店舗概要 | |
| 所在地 |  〒522-0044 滋賀県彦根市竹ヶ鼻町43-1[1]  | 
    
| 座標 | 北緯35度14分37.5秒 東経136度14分59.8秒 / 北緯35.243750度 東経136.249944度座標: 北緯35度14分37.5秒 東経136度14分59.8秒 / 北緯35.243750度 東経136.249944度 | 
| 開業日 | 1996年(平成8年)[2]4月26日[3] | 
| 施設所有者 | 平和堂[1] | 
| 施設管理者 | 平和堂[1] | 
| 敷地面積 | 69,338 m² | 
| 延床面積 | 96,686 m² | 
| 商業施設面積 | 53,504 m² | 
| 中核店舗 | ビバシティ平和堂 | 
| 店舗数 |  ビバシティ平和堂と93の専門店 (金融機関ATMを除く。うち5店舗は2024年春頃オープン予定[4])  | 
    
| 営業時間 | 10:00 - 21:00[5] | 
| 駐車台数 | 2,500台 | 
| 前身 | 彦根・市場街 | 
| 最寄駅 | 南彦根駅[6] | 
| 最寄バス停 | ビバシティ[7] | 
| 最寄IC | 彦根IC[6] | 
| 外部リンク | ビバシティ彦根 | 
| HEIWADO | |
ビバシティ彦根(ビバシティひこね)は、滋賀県彦根市竹ヶ鼻町にある[2][8][9]複合商業施設(ショッピングセンター)である[10]。
歴史・概要
かつて当地は、彦根食品地方卸売市場と平和堂流通センターなどが所在しており、「彦根・市場街」と呼ばれていたが、1983年(昭和58年)に彦根市が行った地元アンケート調査で「現状では魅力ない」として再開発を支持する回答が過半数を占めた[11]。
これを受けて再開発構想が進められることになったが、当初は「彦根・市場街」の商店連合会は大型店の出店には前向きではなかった。しかし1988年(昭和63年)3月12日に大型店出店に協力する方針に転換したことから、大型商業施設などを建設する構想が進められることになった[12]。
その後、商業施設の核店舗の選定に入り、1989年(平成元年)2月28日に再開発事業準備組合で核店舗が平和堂に決定された[13]。
その後、1991年(平成3年)12月に平和堂多賀センターが完成し[14]、1992年(平成4年)3月25日に彦根総合地方卸売市場が新市場に移転・開業した[15]。
平和堂を交えて計画案の策定を進め、1993年(平成5年)12月9日に「南彦根駅前ショッピングプラザ」計画の3条申請を提出した[16]。1994年(平成6年)6月3日には専門店約65店の出店が決定するなどテナントの大枠も固まった[17]。
そして、1995年(平成7年)3月30日には当館の建設や運営を担う第三セクターとして「南彦根都市開発」の創立総会を開いて会社を設立し(同社は平和堂に吸収合併され廃止、後述)[18]、同年8月11日に起工式を行って着工[19]。同年12月27日には名称を「ビバシティ彦根」とすることを決定した[20]。1996年(平成8年)4月26日に開業した[3]。
2023年(令和5年)に全面改装を実施し、同年10月27日にグランドオープンした[4][21]。この改装に併せて、ロフトやアカチャンホンポ、滋賀県最大級の無印良品などが新たにオープンし[4][21]、屋外に『ビバパーク』を新設した[注 1][21][4]。
現在も滋賀県湖東・湖北地域では大規模な商業施設であり、店舗面積は53,504 m2[注 2]を有する[21]。
館内構成
| 階 | ビバシティ彦根 | 
|---|---|
| 5F | 立体屋上駐車場 | 
| 4F | 立体駐車場 | 
| 3F | ビバシティシネマ(4スクリーン・555席)・ボウリング・スポーツプラザ・駐車場 | 
| 2F | 平和堂ファッション館・カルチャープラザ・URBAN FASHION CITY・ワンダーパーク・スポーツプラザ・アミューズメントパーク | 
| 1F | 本館 - 平和堂食品館・平和堂生活館・NEW LIFE CITY(専門店街)・レストラン街 別館 - エディオン  | 
    
主な専門店
現在のテナントの詳細は、公式サイトのショップリスト[22]またはフロア[23]を参照。
1階
- ゴディバ
 - 式部郷
 - 叶 匠壽庵
 - 北海道うまいもの館
 - ビアードパパ
 - スターバックスコーヒー(ビバマルシェ店)
 - カルディコーヒーファーム
 - スガキヤ
 - マクドナルド
 - ミスタードーナツ
 - ケンタッキーフライドチキン
 - ゴーゴーカレー
 - はなまるうどん
 - サブウェイ
 - 築地銀だこ
 - ディッパーダン
 - 四六時中
 - サイゼリヤ
 - サーティワンアイスクリーム
 - 無印良品
 - ロフト
 - ハニーズ
 - 手芸センタードリーム
 - ドコモショップ
 - NOVA
 
2階
3階
- ビバシティシネマ - 映画館
 - ラピュタボウル - ボウリング場
 - カラオケライブ - カラオケ
 - コパンスポーツクラブ
 
別棟
その他
当初、平和堂の子会社である南彦根都市開発株式会社が運営していたが、2019年(令和元年)10月29日に平和堂が吸収合併すると発表した(2020年1月21日付で合併)[24][25]。現在、同社が施設の管理・運営を行っている[1]。
本館1階に入居している「CoCoRo Plus」(ココロ・プラス)は、コスメ&ビューティーショップとして2009年(平成21年)に当施設にオープンした[26]。平和堂が運営し同社の系列店(アル・プラザ・エール)のほかに、他社の商業施設においても出店している[26]。平和堂系列店以外での出店は以下のとおり(2022年時点、詳細は平和堂公式サイトのCoCoRo Plusを参照)。
- イオンタウン千種(愛知県名古屋市千種区)[26]
 - エアポートウォーク名古屋(愛知県西春日井郡豊山町)[27]
 - MOMOテラス(京都府京都市伏見区)[28]
 - ららぽーと堺(大阪府堺市美原区)
 - ららぽーと和泉(大阪府和泉市)
 - テラッソ姫路(兵庫県姫路市)[29]
 
公式キャラクターはビバッチェくん[2][30][31][32]。ビーバーをモチーフにしている[33]。
エフエムひこねコミュニティ放送は、当地でのオープニングセレモニーにより開局した。
交通
- 公共交通機関
 
- JR琵琶湖線(東海道本線)南彦根駅下車、徒歩3分[6]。
 - 近江鉄道本線(彦根・多賀大社線)彦根口駅下車、徒歩20分[6]。
 - 湖国バス・愛のりタクシー「ビバシティ」停留所下車[7](※愛のりタクシーは要予約[34])。
 
- 自動車
 
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d “大規模小売店舗の変更の届出の公告” (PDF). 滋賀県商工観光労働部中小企業支援課 (2021年6月25日). 2022年12月24日閲覧。
 - ^ a b c “「くまモン」がんばれ!「ひこにゃん」らゆるキャラ集結 彦根で23、24日に募金活動”. 産経新聞. (2016年4月23日) 2022年12月24日閲覧。
 - ^ a b 『新修 彦根市史 第12巻 便覧・年表』彦根市、2013年3月29日、299頁。
 - ^ a b c d “あたらしいビバシティいよいよはじまる! 2023年10月27日(金)あさ10時ビバシティ彦根 全館リニューアルオープン” (PDF). 平和堂 (2013年10月19日). 2023年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
 - ^ “営業時間”. ビバシティ彦根. 2023年11月10日閲覧。
 - ^ a b c d e “アクセス”. ビバシティ彦根. 2023年11月10日閲覧。
 - ^ “14歳の「こざかなクン」、琵琶湖愛を絵本に 50種の魚を色鉛筆で”. 朝日新聞デジタル. (2022年7月5日). オリジナルの2022年7月5日時点におけるアーカイブ。 2022年12月24日閲覧。
 - ^ “「ブックサンタ」に彦根の2書店参加 子どもたちへの本の寄付を受け付け”. 彦根経済新聞 (2022年11月16日). 2022年12月24日閲覧。
 - ^ “「うまーい!」近江米PR隊長、宮川大輔さんらが絶叫アピール”. 産経ニュース. (2016年10月16日) 2022年12月24日閲覧。
 - ^ “「市場街」の再開発 かなり高い支持 彦根市調査 「現状では魅力ない」”. 朝日新聞 朝刊 滋賀版 (朝日新聞社): p. [要ページ番号]. (1983年10月4日)
 - ^ “『大型店出店に協力』 商店連が方針を180度転換 彦根市本町の市場街再開発”. 中日新聞 朝刊 滋賀版 (中日新聞社): p. [要ページ番号]. (1988年11月18日)
 - ^ “彦根の市場街再開発事業 核店舗に平和堂 ビル数棟建設 準備組合で決まる”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (1989年3月1日)
 - ^ “多賀センターが完成 デリカ商品製造 平和堂”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (1991年12月5日)
 - ^ “新鮮野菜など初セリ 総合卸売市場スタート 彦根”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (1992年3月26日)
 - ^ “JR南彦根駅東に計画のSC 核店舗に平和堂が出店 商業協組と3条申請提出”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (1993年12月10日)
 - ^ “南彦根駅前ショッピングプラザ 出店者ほぼ固まる 専門店は約65店”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (1994年6月4日)
 - ^ “南彦根ショッピングプラザ 3セク会社が創立総会 事業計画や役員を承認”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (1995年3月31日)
 - ^ “彦根で起工式 大型商業複合施設”. 朝日新聞 朝刊 滋賀版 (朝日新聞社): p. [要ページ番号]. (1995年8月12日)
 - ^ “南彦根駅前ショッピングプラザの名称は 「ビバシティ彦根」”. 京都新聞 朝刊 滋賀版 (京都新聞社): p. [要ページ番号]. (1995年12月28日)
 - ^ a b c d “2023年10月27日(金)あさ10時 ビバシティ彦根 全館リニューアルオープン” (PDF). 平和堂. 2023年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
 - ^ “ショップリスト”. ビバシティ彦根. 2023年11月10日閲覧。
 - ^ “フロア”. ビバシティ彦根. 2023年11月10日閲覧。
 - ^ 『当社完全子会社との合併に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)平和堂、2019年10月29日。2022年12月24日閲覧。
 - ^ “平和堂/「ビバシティ彦根」運営管理の子会社を吸収合併”. 流通ニュース (2019年10月29日). 2022年12月24日閲覧。
 - ^ a b c “平和堂/イオンタウン千種にコスメ&バラエティ「CoCoRo Plus」”. 流通ニュース (2021年5月21日). 2022年12月24日閲覧。
 - ^ “平和堂/エアポートウォーク名古屋にコスメ&バラエティストア出店”. 流通ニュース (2022年3月11日). 2022年12月24日閲覧。
 - ^ “平和堂/他社SCに初出店、コスメ&バラエティ専門店オープン”. 流通ニュース (2017年7月24日). 2022年12月24日閲覧。
 - ^ “平和堂/テラッソ姫路にコスメ&バラエティストア「CoCoRo Plus」出店”. 流通ニュース (2021年10月19日). 2022年12月24日閲覧。
 - ^ “おめでとう、ひこにゃん 15回目の誕生日”. 中日新聞Web. (2021年4月14日). オリジナルの2021年4月13日時点におけるアーカイブ。 2022年12月24日閲覧。
 - ^ “うどんの妖精♪「さぬどん」誕生日イベント 友人「みとよん」「ビバッチェくん」も駆け付ける【香川】”. 岡山放送 (2022年4月27日). 2022年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月24日閲覧。
 - ^ “「彦根はご当地キャラの聖地」可決 くまモン議員、議長はひこにゃん”. 朝日新聞デジタル. (2022年10月21日). オリジナルの2022年10月21日時点におけるアーカイブ。 2022年12月24日閲覧。
 - ^ ビバッチェくん (滋賀県)、ゆるキャラグランプリ公式サイト - 2021年2月3日閲覧。
 - ^ “愛のりタクシー”. 愛荘町. 2023年11月10日閲覧。 “(注:「ビバシティ」を経由しない路線も混在する。各路線の案内(路線図・時刻表など)はサイト内の各資料を参照)”
 
関連項目
外部リンク
- ビバシティ彦根
 - 店舗のご案内 滋賀県 - 平和堂
 - ビバッチェくん♪ (@vivattchee) - X(旧Twitter)
 - ビバッチェくん♪ (@vivattcheekun) - Instagram
 - 彦根ビバシティシネマ
 
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