ヒールの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 09:31 UTC 版)
ヒール英語別名フレンチ French ルイヒールと同じスタイルのエレガントなヒール。付け根が太く、先端に従って細い。 ピン pin 針先のように細いという意味から、先端の細いハイヒールのこと。 ブールバード boulevard 高さ7–8 cmある後部が少し内側にカーブしたハイヒールで、キューバンヒールよりも細い。木・プラスチックに革巻きしたものが多い。 スパニッシュ Spanish スペイン調のヒール。ヒールの基部は接地面から6–8 cmの高さで、安定性が良い。 ストレート straight 側面から見て、カーブがない真っ直ぐなヒール。 ハイ high 高さ7 cm以上あるドレスアップ婦人靴のヒール。背が高くなりスタイルは良くなるが、歩行用には向かない。 スタック stacked ビルトアップスタックド 革を積み上げたもの。または、ヒールの外観を摘み革のようにプリント模様をつけたもの。 セットバック set back かかとの付け根から床まで垂直で、底面との接合部からヒールの接地面へ斜めに傾き、全体が後ろに押し付けられたような形をしているヒール。 フランジ flange 突き出た縁を意味する、床との接地面が広がったヒール。 スプール spool 上部の基部と、下部の接地面が広がっていて、中央部にくびれがある糸巻状のヒール。 キューバン Cuban 高さ3–5 cmの高さで、垂直に立つ太いヒール。婦人靴に使われる。 ミリタリー military 高さ3–5 cmくらいの直線的なヒール。婦人用のオックスフォードやパンプスに用いられる。 スクエア square 四角張った形のヒール。 コーン cone アイスクリームのコーンのような円錐形をしており、付け根は太く、先端は細く尖った婦人靴用のヒール。 バレル barell 樽のように中間が太いヒール。 ダッチ Dutch ダッチボーイ オランダの木靴のようなかかとの形状の小型のヒール。 ピナフォア pinafore ヒールの接地部分と靴の踏み付け部分との中間が、アーチ状にくれている。意味は「幼児用エプロン」の名称から。ウェッジの一種と区分されることも。 ウェッジ wedge 船底型 くさび形のヒールのことで、前端に比べてかかとの部分が高く、土踏まずの部分も平らになっている。 ロー low 3 cm以下のヒール。紳士靴のほとんどに用いられ、婦人靴ではオックスフォードやカジュアルシューズに多い。 スプリング spring 高さ2–3 cmの低いヒールで、前部が斜めにカットされているスポーティなヒール。 フラット flat 高さ1.5 cm程の平たいヒール。 ルイ Louis ルイ・フィフティーン 18世紀のルイ15世のころのフランスで流行した婦人靴用のヒール。高さ5–6 cmが中心で、付け根は太く、先が細くなったもので、後方は前方にカーブして、前部も靴底面にカーブして連続的につながった形のもの。 フレア flare 高さ6 cmくらいで中間が細く、下部が広がった婦人靴用のヒール。エレガントなタイプが多い。 コンチネンタル continental ヒールの底に前方の部分が垂直で、6–8 cmくらいのヒール。婦人靴に使われる。 フーデッド
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