ハナちゃんの(育ての)母親として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 15:23 UTC 版)
「春風どれみ」の記事における「ハナちゃんの(育ての)母親として」の解説
小学3年生の終業式の日に、ウィッチー・クイーン・ローズから誕生した魔女・ハナちゃんの育ての母親になる。劇中ではMAHO堂の魔女見習いたち全員がハナちゃんの母親との設定であるが、どれみがハナちゃんを取り上げたことから、第2期当初はどれみだけがハナちゃんの母親であると捉えられていた。実際に第2期第1話では、魔女界の女王様が直々にどれみだけを母親に指名しており、他のメンバーは補佐役を頼まれたのに過ぎない(女王様からどれみに告げた時、他のメンバーは「どれみちゃんが…ママー?!」と驚愕する)。 第2期第4話では、魔法で先輩を手助けしているうちにほったらかしにしていたハナちゃんが日光浴の時間(初めてなので30分程度が限度)が長くなったことが原因で風邪を発症させてしまい、周囲からママ失格と言われ、一旦はMAHO堂から逃げ出してしまい、はるかの元に泣きついてしまう。はるかは逆にどれみを(平手打ちした上で)叱りつけ、今苦しんでいるのはハナちゃんだということ、母親は楽しいだけではない、やり直しができることではない、ましては逃げ出すことは絶対許されないことを諭した上で、ママとしてやるべきことを教える。その後、どれみは心を入れ替えハナちゃんを夜通し看病し、翌朝には完治させることができた。この出来事を機にママとしての自覚をしっかり持つようになり、ハナちゃんのママの中心となる。その後、話が進むにつれて、MAHO堂のメンバー全員が「ハナちゃんの母親」であるといった扱いに変わっていった(ハナちゃんもそのように自覚する)。 第2期最終話で、呪いの森にしか咲いていないラブシュプリームの花を取ることができたのは、最後にバリアを破ったどれみだった(最初にママになっただけではなく、他のママ達以上にハナちゃんへの思い入れや育児を通して成長したことから、呪いのバリアを破ることができた)。 第3期で魔女界の掟によりハナちゃんは育ての母であるどれみ達から引き離され魔女幼稚園に入園するが、第6話でこっそり魔女幼稚園でハナちゃんの様子を見に行ったときに、でんぐり返しに苦戦するハナちゃんを見て耐えられず、つい声を出してしまう。それをハナちゃんが見てしまったため、ハナちゃんまでママに会いたいという寂しい気持ちにしてしまう。翌7話で、その気持ちにつけこんだオヤジーデがハナちゃんを人間界に連れだし、(人間界で)禁断の再会を果たし、更にハナちゃんの髪型をツインテールに変え、その後、魔女幼稚園でハナちゃんはママ達の見ている前で「でんぐり返し」に成功する。それまでの経緯をもとにマジョミラー園長から、魔女界の慣習を見直し、ハナちゃんとの定期面会を許可することを伝え、以降、定期的にハナちゃんと面会する(第28話以降は他の園児たちも含め、いつでも面会が可能となった)。第28話では、魔女幼稚園で園児たちのイタズラが原因で混乱が生じ、園児がママに会いたいと泣き叫びだし、ハナちゃんが魔法で園児のママを呼び出しているうちに、ハナちゃんまで「ママ」に会いたいと泣きだしてしまい、魔法で(ママである)どれみを魔女幼稚園のプールサイドに呼び出した。 第3期中盤でハナちゃんが「野菜嫌いの呪い」をかけられてしまったため、克服するまで人間界で暮らすことになるが、野菜嫌いの子どもに野菜を食べさせるのは難しく、「これ食べないと、めっめのめーだからね(プップのプーの変化版)としつけるが、ハナちゃんは、プップのプーと突き返してきて、1歳半のハナちゃんの子育ても呪いを解くのも相当苦労したが、ママ達の奮闘もあり、野菜嫌いの呪いは完全に克服することに成功する。 第4期第1話で、美空第一小学校(6年1組の教室)にてももこも一緒にいたにもかかわらず、「ママ」と言って抱きついたのはどれみ1人だけ。その後ハナちゃんは、謎の転校生としてどれみとももこと一緒の6年1組に編入し、小学校卒業まで一緒に通うこととなる。 ハナちゃんとは第6期の途中(第3巻)からとある事情により、再び一緒の学校(県立美空高校)に通うこととなる。
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