ナメック星・ドラゴンボール争奪戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 06:26 UTC 版)
「フリーザ」の記事における「ナメック星・ドラゴンボール争奪戦」の解説
それからおよそ20数年後、ベジータとナッパがドラゴンボールを求めて地球に来襲。スカウターで傍受していた戦闘中の会話から、伝説とされていたナメック星のドラゴンボールの実在を確信する。フリーザは不老不死の肉体を手に入れるべくザーボン、ドドリアをはじめ数十人の部下を率いてナメック星に向かい、多くのナメック星人を虐殺してドラゴンボールを強奪していく。しかしその過程でドドリアとザーボンはベジータに倒され、さらにそのベジータにドラゴンボールを強奪され、事態は孫悟飯、クリリン、ブルマ、ベジータ、ナメック星人たちが入り乱れてのドラゴンボール争奪戦へと発展する。それまで自軍を苦しめた者はおらず、自身が引き連れた直属の部下がほぼ全滅状態になったことや、自身の部下でも最高クラスの実力を持つギニュー特戦隊を最前線へと投入したのは、この時が最初であるとされている。 ドラゴンボールを7つ全て揃えたフリーザは、ドラゴンボールを前にして不老不死の願いを叫ぶが、ナメック語にしか反応しないため効果がなかった。願いを叶えるために他に必要な条件があることを悟り、生き残りのナメック星人である最長老のもとへと向かう。その途中でクリリンたちのもとへ向かうデンデと擦れ違うも、先を急いで放置した。しかし、これが後にフリーザにとって大きな誤算になった。最長老のもとに辿り着いたフリーザは願いの叶え方を聞き出そうとするが、デンデがクリリンたちのもとへ到着するまでの時間稼ぎのため、最長老の側近ネイルに戦いを挑まれる。両者の戦闘力の差は圧倒的であり、フリーザは左手だけでネイルを弄ぶように痛め付けるも、相手の意図が最初から時間稼ぎにあることを知って怒り、その場を放置して猛スピードでクリリンたちのもとへ向かう。 ドラゴンボールはクリリン、デンデたちによって奪われ、ドラゴンボールへの願いによりピッコロが復活しナメック星にワープする。不老不死になる願いを断たれたフリーザはクリリンたちの前に姿を現わして猛烈な怒りを露にし、クリリンたちを皆殺しにすることを宣言する。ベジータと戦い、フリーザのスカウターを破壊させるほど戦闘力を上昇させるとその強さを認め、ベジータに促されるような形で変身し、圧倒的なパワーでベジータたちを震え上がらせる。次にクリリンの体を自身の角で貫通させてから海へ投げ落としたため、怒りを爆発させた悟飯の連続攻撃を受けるが、フリーザにとって大したダメージにはならなかった。悟飯を痛め付け、とどめを刺そうとした瞬間にデンデの力で蘇ったクリリンに油断をして、気円斬で尻尾の先端を切断される。その後、ピッコロが現れ直接対決する。ネイルとの同化により、急激なパワーアップをしていたピッコロに肉弾戦でいくらか押され、自身のエネルギー弾を跳ね返されたことからピッコロの強さを感じ取り、第2の変身を行う。ピッコロを手玉に取り徹底的に痛め付けたが、サイヤ人の特性により、瀕死から回復して力を増した怒りの悟飯の攻撃に脅威を感じたフリーザは「このままでも全員粉々にできる」と豪語しつつも最終形態への変身を完了させる。
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