トンチャン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 05:52 UTC 版)
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トンチャン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 09:47 UTC 版)
この語源には諸説あり、定かではない。 「トンチャン」は朝鮮語の「トン」(ハングル表記は「똥」、発音はttong、意味は糞)、「チャン」(장、jang、臓もしくは腸)で、小腸・大腸を意味するというする説がある。 「トン」は豚から。「チャン」は、北海道の郷土料理名物料理で、魚を焼く類似の「ちゃんちゃん焼き」に由来するとする説がある。 岐阜県の中濃から飛騨にかけての地方には鶏ちゃん(ケイチャン)と呼ばれる鶏肉料理があり、それと関連してトンチャンは「豚ちゃん」の意味だと解釈されている。 これらに起因して、「とんちゃん」の名を冠したホルモン(内臓)料理がある。 岐阜県飛騨市神岡町では、牛の臓物をタレで味付けして野菜とあえて焼く料理として、とんちゃんが郷土料理になっている。現在ではご当地グルメとして知られており、公式観光マップも準備されている。 山口県下関市では「とんちゃん鍋」という独特のホルモン鍋が名物の一つとなっている。 福岡県筑豊地方では、ホルモン焼きのことを「(筑豊)とんちゃん」と呼び、特に採炭地で栄えた田川市において名物として盛り上げようという気運が近年高まり、田川ホルモン鍋として「田川ホルモン喰楽歩」が2012年に福岡県北九州市で行われた「第7回B-1グランプリ」に初出場、第6位に入った。 宮城県岩沼市では、生の豚のモツを用いたホルモン焼きを「とんちゃん」と呼び、ジンギスカン鍋(本来は北海道の郷里料理用)で焼くという特徴がある。たれは店によって醤油だれと味噌だれに分かれる。市内には岩沼市営食肉処理場があったが、当初は市民にホルモン焼きを食べる習慣は無かったようである。後に市民が食べるようになった経緯については不明な点があるが、「とんちゃん」の名称でホルモン専門店や焼肉屋などで出されるようになった。
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