ツーシーム・ファストボールとは? わかりやすく解説

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ツーシーム‐ファーストボール【two-seam fastball】

読み方:つーしーむふぁーすとぼーる

seam縫い目の意》野球で、投手投げ球種の一。ボール1回転する間に、縫い目の線が2回通過するもの。一般に速度がはやく、打者の手元で小さく変化する。ツーシーム。→フォーシームファーストボール


速球

(ツーシーム・ファストボール から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/09 06:28 UTC 版)

速球(そっきゅう)は、野球投手が投げる球種のうちで球速が速いものを指す。英語ではファストボール (fast ball)と呼ばれる。




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ツーシーム・ファストボール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 05:54 UTC 版)

速球」の記事における「ツーシーム・ファストボール」の解説

ツーシーム・ファストボール(英: Two-seam fastball)とは、ボール縫い目 (seam) が2回 (two) 通過して投じられる球種省略してツーシームファスト、ツーシームとも呼ばれるフォーシーム同様にツーシームも縫い目向きを表す言葉だが、主に球種を表す言葉として用いられている。日本では2000年代になってフォーシーム・ファストボール明確に区別されるようになった投球動作フォーシーム同じだが、握った際のボール向きフォーシームを横に90回転させた向きであり、バックスピン掛けた時に縫い目が1周で2回通過するように握る。このように握り変えスピン軸を変えることで、もしくは縫い目に指を掛けないなど、指が掛かりにくい握り投げスピン量低下させることで、フォーシーム比べ球速大きく変えないシュート方向曲げたり、沈む軌道とすることができる。また、握る際の親指の置き方でスピン軸を変化させ横に曲がるか沈めるかの調整をする投手もいる。 アメリカでは日本より縫い目高く変化をさせやすい、過密日程により凡打打たせて球数を減らしたい強打者多くフライ打球打たれることが危険であるのに対し長打少なゴロ打球打たせやすいなどの理由から、1980年代半ばから90年代以降広く活用されている。代表的な使い手としてはグレッグ・マダックスフェリックス・ヘルナンデスがいる。 特に沈む軌道のものをシンキング・ファストボール(英: sinking fastball)と呼ぶ。これについて、アジア圏以外ではシンカー(英: sinker)と略され呼ばれることが多いが、日本で「シンカー」と呼ばれている球種は全く別ののである。 「シンカー・スクリューボール」も参照 派生として、1本の縫い目だけに指をかけて投げ球種でワンシーム・ファストボール(英: one-seam fastball)という物も存在し縫い目に平行に指を掛けるといった握りであるため握力が必要となり、制球難しいが、ツーシームと同じ方向大き変化得られることから、ティム・ハドソンジョン・レスターザック・ブリットン日本人選手ではダルビッシュ有菅野智之松坂大輔金子千尋山口俊使用している。 なお、日本独自用いられてきた球種シュートとの違い曖昧であり、吉井理人は、自分MLB時代投げていたツーシームは日本時代投げていたシュート呼び方変えただけ(シュート投げていたら同僚に「マサトはツーシームを投げるのか」と言われた)だと述べている。また、西本聖川崎憲次郎テレビ番組NANDA!?」で自身シュート投げ方披露しているが、どちらもツーシームとほぼ同じ握り(掌を開いた状態から戻すことでシュート回転掛ける)であり、西本説明した深く握って回転落として沈ませると言う投げ方シンキングファスト理論そのものである[出典無効]。 また、山﨑康晃東浜巨九里亜蓮薮田和樹といった、亜細亜大学硬式野球部出身投手らが「亜大ツーシーム」と称する球を投げているが、これは先輩である東浜が本来であればシンカー」として投げ球種後輩らに教える際に「ツーシーム」と誤って伝えてしまったことによるものであり、特に山崎薮田投じるものはスプリット・フィンガード・ファストボールに近い変化をする。 「シュート (球種)」も参照

※この「ツーシーム・ファストボール」の解説は、「速球」の解説の一部です。
「ツーシーム・ファストボール」を含む「速球」の記事については、「速球」の概要を参照ください。

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