外国での定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/24 00:22 UTC 版)
「シンカー・スクリューボール」の記事における「外国での定義」の解説
日本で言う「シンカー」「スクリューボール」はどちらも、メジャーリーグや中南米ではスクリューボール(英: screwball)に該当し、広い意味でのチェンジアップ(英: change up)に分類されることもある(球種としてのチェンジアップとは異なる)。実際に、メジャーでプレーした高津臣吾と高橋尚成のシンカーはチェンジアップと呼ばれ、2013年のWBCに出場した攝津正のシンカーもPITCHf/xの測定ではチェンジアップに分類された。右投手であれば左投手のカーブのような軌道を描くことから、リバースカーブ(英: reverse curve)とも称される。この球種は手首を体の外側に向けながらリリースするという難しい投球動作が要求されることから、野球の球種の中で最も珍しいものの一つとされる。 なお、メジャーリーグや中南米におけるシンカー(英: sinker)はシンキング・ファストボール(英: sinking fastball)の略称であり、ツーシーム・ファストボールやワンシーム・ファストボールの中で、特に沈む軌道のものを指す。 MLBではペドロ・マルティネスやジェイミー・モイヤーの投げるチェンジアップはシンカーのような軌道で変化することからシンカーチェンジ(英: sinker change)やチェンジアップシンカー(英: change up sinker)とも呼ばれ、ロベルト・ヘルナンデスやジョニー・ベンタースの投げる球速100mph(約161km/h)近いシンキング・ファストボールがハードシンカー(英: hard sinker)と呼ばれる。
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