外国での評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:24 UTC 版)
アメリカでは、ヨーク競馬場が平坦であること、左回りであることから、ヨークで好走した馬がアメリカやカナダの競馬にも適性があるとみる向きもある。実際には北米でもかなり長い直線走路を持つウッドバイン競馬場ですらヨーク競馬場の半分ほどしか直線の長さがないのだが、ヨーク競馬場はイギリスの中でもレベルが高いともみられていて、ヨーク競馬場のリステッド級のレースで好走したぐらいのものをアメリカへ連れて行くと大活躍する、ということが時々起きる。 左回り、平坦コースという観点で日本の東京競馬場に似ているという者もいる。東京競馬場のジャパンカップではヨーク競馬場での好走馬がしばしば招待されている。1984年の2着馬ベッドタイム、1986年の優勝馬ジュピターアイランドなどのほか、ゴールドアンドアイボリー、ムーンマッドネス、アルワウーシュ、テリモン、ベルメッツ、ユーザーフレンドリー、ピュアグレイン、シングスピール、ストーミングホーム、ウォーサン、パワーズコート、ジョシュアツリー、イズリントン、シックスティーズアイコンなどが、ジャパンカップ招待前にヨーク競馬場の大レースで好走した実績がある。このほか、日本で種牡馬として成功したダイハード、パーソロン、プリメラはイボアハンデの勝ち馬で、2015年には日本馬グレイトジャーニーの産駒がヨーク競馬場のロンズデールカップを制している。
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