ツイッター(Twitter)
携帯電話やパソコンのマイページから「おいしいコーヒーが飲みたい」と呟(つぶや)きを投稿すると、それをみたユーザーからほぼリアルタイムでフォローの投稿が届きます。「日本橋の喫茶店○○はおすすめ。値段もお手頃で‥」。そんなブログとチャットを掛け合わせたような便利で新感覚なウェブサービスをツイッター(Twitter)といいます。
ユーザーは他のユーザーが投稿する呟きを読んだり、それに意見を返したり、気軽に双方向のコミュニケーションを楽しめます。ブログなどより、かなり少ない文字数(140字以内)でやりとりするため、従来のブログに比べてリスポンスが早いのが特徴で、マイクロブログとも呼ばれます。2009年6月現在、全世界で3700万人のユーザーがいるといわれています。米国のオバマ大統領も活用しています。
ユーザーは他のユーザーと緩やかな関係のなかでコミュニケーショができます。リアルタイム性とともに、そうした敷居の低さが魅力になり、日本でも利用者が急増しています。最近は個人だけでなく企業の利用も増え、社内のコミュニケーションを深めたり、業務上の問題点を素早く解決したりする手段として人気が高まっています。
顧客との交流に利用する企業もあります。KDDIと沖縄セルラーは10月に新商品発表会の模様をツイッター上でリアルタイム配信したところ、顧客から新商品の感想など多くの呟きが寄せられました。「auとしてツイッターの利用は初の試み。今後もお客様とのコミュニケーションツールに活用していきたい」(KDDI)としています。ソフトバンクモバイルも11月10日に行った冬・春商戦向けの携帯電話発表会の様子をツイッターで実況しました。
ツイッターは米国で誕生し、06年7月、Obvious社(現Twitter社)がサービスを始めました。ブログサービス「Blogger」を開発したエヴァン・ウイリアムス氏らが中心になり、リアルタイム性が高く、どこにいても自分の状況を知人に知らせたり、知人の状況を把握できたりするサービスの可能性に気づいたのが開発の発端になりました。07年3月に米国で開催されたイベントでブログ関連の賞を受賞すると一躍注目を集め、08年4月には日本語版が利用可能となり、現在はパソコンだけでなく携帯電話からも利用できるようになっています。
ツイッターは現場情報を瞬時に伝える新たなメディアとしても有望のようです。今年1月にニューヨークで起こった飛行機の不時着事故では、第一報がツイッター上に投稿され、大きな話題になりました。6月のイラン大統領選挙では、ツイッターが貴重な情報発信源となり、民主化を訴える抗議活動が行われました。
地震大国の日本では防災情報のツールとしても活躍が期待できそうです。地震が起こると、震源に近い地域のユーザーから「地震だ!」という投稿がツイッター上に次々発信され、揺れが到達していない地域のユーザーに注意や避難行動を促すことができます。震源地の割り出しや震度予測が必要な緊急地震速報やニュース速報よりも早く、地震の第一報を伝えられるかもしれません。
(掲載日:2009/11/28)
ユーザーは他のユーザーが投稿する呟きを読んだり、それに意見を返したり、気軽に双方向のコミュニケーションを楽しめます。ブログなどより、かなり少ない文字数(140字以内)でやりとりするため、従来のブログに比べてリスポンスが早いのが特徴で、マイクロブログとも呼ばれます。2009年6月現在、全世界で3700万人のユーザーがいるといわれています。米国のオバマ大統領も活用しています。
ユーザーは他のユーザーと緩やかな関係のなかでコミュニケーショができます。リアルタイム性とともに、そうした敷居の低さが魅力になり、日本でも利用者が急増しています。最近は個人だけでなく企業の利用も増え、社内のコミュニケーションを深めたり、業務上の問題点を素早く解決したりする手段として人気が高まっています。
顧客との交流に利用する企業もあります。KDDIと沖縄セルラーは10月に新商品発表会の模様をツイッター上でリアルタイム配信したところ、顧客から新商品の感想など多くの呟きが寄せられました。「auとしてツイッターの利用は初の試み。今後もお客様とのコミュニケーションツールに活用していきたい」(KDDI)としています。ソフトバンクモバイルも11月10日に行った冬・春商戦向けの携帯電話発表会の様子をツイッターで実況しました。
ツイッターは米国で誕生し、06年7月、Obvious社(現Twitter社)がサービスを始めました。ブログサービス「Blogger」を開発したエヴァン・ウイリアムス氏らが中心になり、リアルタイム性が高く、どこにいても自分の状況を知人に知らせたり、知人の状況を把握できたりするサービスの可能性に気づいたのが開発の発端になりました。07年3月に米国で開催されたイベントでブログ関連の賞を受賞すると一躍注目を集め、08年4月には日本語版が利用可能となり、現在はパソコンだけでなく携帯電話からも利用できるようになっています。
ツイッターは現場情報を瞬時に伝える新たなメディアとしても有望のようです。今年1月にニューヨークで起こった飛行機の不時着事故では、第一報がツイッター上に投稿され、大きな話題になりました。6月のイラン大統領選挙では、ツイッターが貴重な情報発信源となり、民主化を訴える抗議活動が行われました。
地震大国の日本では防災情報のツールとしても活躍が期待できそうです。地震が起こると、震源に近い地域のユーザーから「地震だ!」という投稿がツイッター上に次々発信され、揺れが到達していない地域のユーザーに注意や避難行動を促すことができます。震源地の割り出しや震度予測が必要な緊急地震速報やニュース速報よりも早く、地震の第一報を伝えられるかもしれません。
(掲載日:2009/11/28)
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