タウン&カントリープラグインハイブリッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 05:50 UTC 版)
「クライスラー・タウン&カントリー」の記事における「タウン&カントリープラグインハイブリッド」の解説
25個のフレキシブル燃料プラグインミニバンを使用した2年間のデモプログラムが2012年4月に開始、最初はミシガン州オーバーンヒルズとノースカロライナ州シャーロットで販売されUS$26万規模の実証プロジェクトの一部は米国エネルギー省 (DOE)からのUS$10万米ドルの助成金によって賄われている。プラグインハイブリッドミニバンには、2モードハイブリッドトランスミッションを備えた、前輪駆動に接続されたE85互換3.6リットルペンタスターエンジンが装備されている。プラグインハイブリッドは、合計290馬力の水冷式12.1 KWh リチウムイオンバッテリーで駆動し合計車両範囲は700マイル (1,100 km) に達した 。 このデモはクライスラーと米国エネルギー省の共同出資による最初のプログラムで逆潮流可能な工場生産車両が含まれ、この実験システムによりフリートオペレーターはプラグインハイブリッドを使用して、停電時に建物に電力供給や電気料金が高い場合に電力使用量削減、電力会社に電力を売り返しもあったが 同社は、車両がリコールされる前に、デモンストレーション艦隊が130万マイル(210万km)を蓄積したと報告。またプラグインピックアップとプラグインハイブリッドミニバンが平均燃費を実現したと報告した 。 2012年9月、クライスラーはデモプログラムを一時的に製造停止。109個のダッジラム1500プラグインハイブリッドと23個のクライスラータウン&カントリープラグインハイブリッドはすべて、12.9 kWhのバッテリーパックが過熱したときに3台のピックアップトラックが受けた損傷によりリコールされた。 自動車メーカーは、車両がサービスを再開する際、異なるリチウムイオンケミストリーを使用するセルでバッテリーパックをアップグレードする予定。クライスラーはその事故で負傷した人、車両は把握されておらずミニバンも事故に関与していなかったが、予防措置として撤退したと説明。 2016年後半に次世代のクライスラーミニバンのプラグインハイブリッドバージョンが米国で発売された 。
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