スプリングカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 06:10 UTC 版)
スプリングカメラ (spring camera) は、レンズをカメラボディに収納することにより収納時の容積を減らすことができるフォールディングカメラの一種。収納状態から撮影準備状態に立ち上がらせる時、ボタンを押すと[1]ばねの力でレンズを押し出し自動的に所定の位置に固定されるものをいう[1]。
- 1 スプリングカメラとは
- 2 スプリングカメラの概要
- 3 フォーマット
スプリングカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/05 23:35 UTC 版)
当初ワルタックスブランド、後にゼノビアブランドになっている。6×4.5cm判。 ワルタックスI(Waltax I ) - コンパー型シャッターにテッサー型レンズを装着し1941年の公定価格は小西六写真工業(コニカを経て現コニカミノルタ)製セミパールの倍近いという高級指向のカメラであった。 ワルタックスII(Waltax II 、1947年発売) - フィルムの自動巻止め機構を装備した。 スーパーワルタックス - スーパーイコンタのようにドレーカイル式連動距離計を装備したが発売されたかは不明。 ワルタックスジュニア - ワルタックスシニアと同時発売。たすきがネッター型になった普及型ながらレンズはテッサー型のビオコレックスを装備して丈夫なカメラであった。 ワルタックスシニア - ワルタックスジュニアと同時発売された高級型。 ゼノビアCI(1951年発売) - ワルタックスシニアの後継型。シャッターはダイイチラピッド。 ゼノビアCII(1951年発売) - シャッターがセイコーシャラピッドになった。 ゼノビアPI ゼノビアPII ゼノビアRI(1953年発売) - 単独距離計付き。 ゼノビアRII(1953年発売) - 単独距離計付き。 ゼノビアHII(1953年発売) - 焦点調節がヘリコイド式になった。 ゼノビアSR(1955年4月発売) - フィルム送りは赤窓式。レンズはネオヘスパー75mmF3.5。シャッターはコパルMX、B・1−1/300秒。長年築いてきた技術が結集しバランスの取れた丈夫な作りで、各部分も円滑に作動する。
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スプリングカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/08 16:05 UTC 版)
「アイレス写真機製作所」の記事における「スプリングカメラ」の解説
ヴァイスロイ(Viceroy 、1957年発表、輸出専用機)- 距離計連動式。6×6cm判と6×4.5cm判兼用。シャッターは00番セイコーシャMX、レンズは3群4枚のニッコールQ75mmF3.5または3群3枚のコーラル75mmF3.5。アタッチメントはφ30.5mmねじ込みまたはφ32mmカブセ。フィルム送りはノブによる赤窓式。日本国内ではすでに35mm判カメラに押されて120フィルムを使用するスプリングカメラは需要が減退していた時期に当たるが、未だ輸出用には根強い人気があり、服部豊は海外バイヤーからの要求に応じたものと推測している。群馬県高崎市にあった高嶺光学のミネシックスのボディーを流用し、アイレス35IIと同等の連動距離計とブライトフレーム入りファインダーを載せたもの。
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スプリングカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:04 UTC 版)
セミオリンパスI(1936年秋発売) - 6×4.5cm判。ズイコー銘のレンズを搭載した初めてのカメラ。ズイコー75mmF4.5は高品質だったが原価が高く、採用できるカメラメーカーがなかったため、オリンパス自身が縁故のあったプラウドからセミプラウドボディーの供給を受け、シャッターはドイツからデッケル製コンパーを輸入し製造したカメラ。1937年にシャッターを瑞穂光研で開発したコーホーに切り替えた。 セミオリンパスII(1938年発売) - 6×4.5cm判。ボディーを自社製造し、全自社製となった。 オリンパスシックス(1940年発売) - 6×6cm判。6×4.5cm判の撮影も可能。ボディーシャッターとなった。レンズは新たに開発されたズイコー75mmF3.5が装着された。田毎町の渋谷工場が諏訪工場に疎開した際、部品は繭の倉庫に運び込まれていた。これら民需製品は接収の対象から外れていたので、1946年2月には早くも再生産型を市場に送り始めた。 オリンパスクロームシックスI(1948年発売) - 6×6cm判。ダイキャストボディーとなった。レンズはズイコー75mmF3.5。 オリンパスクロームシックスII(1948年発売) - 6×6cm判。レンズはズイコー75mmF2.8。 オリンパスクロームシックスIIIa(1951年発売) - 6×6cm判。装填されたフィルムの両端を引っぱり平面性を確保するフィルム面安定装置を搭載。 オリンパスクロームシックスRIIa(1955年発売) - 単独距離計搭載。レバー式フィルム巻上げ。自動巻き止め装置装備。 オリンパスクロームシックスIV オリンパスクロームシックスV - オリンパスクロームシックスRIIaから距離計を省略したモデル。
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