スパイの暗号名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 17:21 UTC 版)
代表的な暗号名一覧暗号名職業・肩書アトス 「社会主義協会事務局長」 アレス 「共同通信社勤務。公安関係の友人から膨大な秘密情報を入手し、KGBに渡していた。〝情報の宝庫〟と呼ばれていた人物」 ウラノフ 「社会党国会議員」 カミュ 「東京新聞の記者で韓国問題のスペシャリスト」 カメネフ カント 「サンケイ新聞編集局次長。社長と親しい」 ギャバー 「社会党中道派のベテラン指導者」 キング 「社会党の有力なリーダーで国会議員。レフチェンコから選挙資金を受取った」 クラスノフ 「財界と実業界で著名な人物で、日本のビジネス・リーダーの間に逆情報を流しうる」 グレース 「社会党国会議員で党中央執行委員会の重要なメンバー」 サンドミー 「日本対外文化協会事務局長」 シュバイク 「アレスの友人の公安関係者。アレスに渡した情報の中には、公安当局が作成したレフチェンコの身上調書の抄訳のコピーも含まれていた」 ズム 「ウラノフの優れた秘書」 ツナミ 「億万長者で財界の実力者。ソ連の影響力が日本の財界や実業界に及ぶのを助けている」 ティーバー 「社会党員で党の政策に影響力を持つ」 デービー 「サンケイ新聞東京版勤務。カントを〝補強〟しうる人物」 ドクター 「経済的に苦しいフリーのジャーナリストで熱狂的マルキスト。以前は共産党員。事務所、家屋、接触予定地点を撮影するなどして、KGBの工作活動に不可欠な、秘密のバックアップ活動を展開した」 トマス 「一流新聞のベテラン・ジャーナリストで、レフチェンコの執筆依頼に応じていた」 ナザール 「外務省職員。各国の日本大使館から発信された通信文を同省の電信課で入手し、撮影もしくはコピーして、自分のケース・オフィサー(KGBの担当官)に渡していた」 バッシン 「ジャーナリストでニューズレターの編集者」 フェン・フォーキング 「自民党の党員で、党内の一派閥の指導陣に影響を及ぼしうる人物」 フーバー 「自民党国会議員。元労働大臣で日ソ友好議員連盟会長」 マスロフ 「内閣調査室関係者で中国問題のアナリスト」 ムーヒン 「テレビ朝日の役員」 ヤマモト 「インテリのエージェントより成るグループの指導者で大学教授。学会で活発に活動中で、ソ連の意思に従った各種著作物を発表している」 ラムセス 「社会党党員」
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