ストール stall
失 速の意味
stall point 単純にはストール(失速)する速度のことである。
ここでポイントと言う言葉を使う意味は、失速の兆候が現れる所を、「速度を含め機体の挙動などを体で感じるところ」という意味を持ち、単なる速度と言う意味と一線を画す。
また類似用語で失速速度があるが、こちらは飛行できる最小の速度であり、ストールポイントとは違う意味である。
すなだし 海岸部のリッジエリアなどでフライトすると砂地のテイクオフやランデング場などが多くエアーインテークから進入した砂がリーディングエッジやスタビライザーに溜まってしまうことがある。
少々のものであれば美観を損ねる程度であるが、気がつくと、こぶし大程も溜まっている事さえある。
砂の進入はクロスのコーティングを劣化させる理由からひどく嫌う人もいるが、あまり神経質になる必要はない。
しかし、量が多くなるとライズアップや飛行特性を変えてしまうので早めに砂出しを行いたい。
spiral 一方向への大きなバンク角を維持する急旋回のことをいう。
急旋回による大きなバンク角と速度の増加に伴い、非常に早い降下が可能であるが、急激な取り止めや方向修正を行う事はできない。
従って有効な降下手段であるがそのリスクも大きい事を認識しておく必要がある。
沈下速度は6~15m/Sと、その能力はパイロットの力量で大きく変わってくる。
「パラグライダー何でもQ&A」のスパイラルについて参照。
stall point 単純にはストール(失速)する速度のことである。
ここでポイントと言う言葉を使う意味は、失速の兆候が現れる所を、「速度を含め機体の挙動などを体で感じるところ」という意味を持ち、単なる速度と言う意味と一線を画す。
また類似用語で失速速度があるが、こちらは飛行できる最小の速度であり、ストールポイントとは違う意味である。
すなだし 海岸部のリッジエリアなどでフライトすると砂地のテイクオフやランデング場などが多くエアーインテークから進入した砂がリーディングエッジやスタビライザーに溜まってしまうことがある。
少々のものであれば美観を損ねる程度であるが、気がつくと、こぶし大程も溜まっている事さえある。
砂の進入はクロスのコーティングを劣化させる理由からひどく嫌う人もいるが、あまり神経質になる必要はない。
しかし、量が多くなるとライズアップや飛行特性を変えてしまうので早めに砂出しを行いたい。
砂出し方法 ・キャノピーの片翼をエアーインテークが下を向く様にたてる。 (ロアーサーフェイスが風上側) ・写真では風は手前から向う側に吹いている。セールが45度程度傾く風速1m程度がベスト。 ・セールを振りながらリーディングエッジやスタビライザーに溜まった砂をエアーインテークの方にしだいに落としていく。 ・一度に落としきれない場合は、まずは中央付近まで落とし、次に中央部を摘みエアーインテークへ導く。 ・エアーインテークを後方へ振りながら半回転させる。 残りの片側も同じ方法で行う。 全工程、2人で5分程度の作業となる。 | 砂出し窓 フライト中、スタビライザー(翼端付近)はキャノピーで一番下側になる為、砂が溜まりやすい。また、翼端になるほどベントホールは小さく、少なくなる為、砂を出しにくくなる。 これを解消するために、翼端に砂だし用の窓が設けられている。 開口部はベルクロ(マジックテープ)で出来ており普段は閉じておく。 カイトサーフィンのラムエアータイプで水出し用に取り入れられた構造で、オゾン社がいち早く取り入れたが今では殆どのメーカーが採用している。 ヨーロッパではバッドホール(butt hole)と呼ばれているが日本ではなじみが薄く、「砂出し窓」、あるいは「ゴミ出し窓」と言った方が判りやすい。 |
急旋回による大きなバンク角と速度の増加に伴い、非常に早い降下が可能であるが、急激な取り止めや方向修正を行う事はできない。
従って有効な降下手段であるがそのリスクも大きい事を認識しておく必要がある。
沈下速度は6~15m/Sと、その能力はパイロットの力量で大きく変わってくる。
「パラグライダー何でもQ&A」のスパイラルについて参照。
ストールと同じ種類の言葉
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