ストールとは? わかりやすく解説

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ストール stall

失 速の意味
 stall point  単純にはストール(失速)する速度のことである。
ここでポイントと言う言葉を使う意味は、失速兆候現れる所を、「速度含め機体挙動などを体で感じるところ」という意味を持ち単なる速度と言う意味と一線を画す
また類似用語失速速度があるが、こちらは飛行できる最小速度であり、ストールポイントとは違う意味である。

  すなだし  海岸部のリッジエリアなどでフライトする砂地テイクオフやランデング場などが多くエアーインテークから進入した砂がリーディングエッジスタビライザー溜まってしまうことがある
少々のものであれば美観損ねる程度であるが、気がつくと、こぶし大程も溜まっている事さえある。
砂の進入クロスコーティング劣化させる理由からひどく嫌う人もいるが、あまり神経質になる要はない。
しかし、量が多くなるライズアップ飛行特性変えてしまうので早めに出し行いたい
砂出し 砂出し窓
出し方法
キャノピー片翼エアーインテーク下を向く様にたてる。
ロアーサーフェイス風上側)
写真では風は手前から向う側吹いている。セール45度程度傾く風速1m程度ベスト
セール振りながらリーディングエッジスタビライザー溜まった砂をエアーインテーク方にしだいに落としていく。
一度落としきれない場合は、まずは中央付近まで落とし次に中央部摘みエアーインテークへ導く。
エアーインテーク後方振りながら半回転させる。
残り片側も同じ方法で行う。
工程2人で5分程度作業となる。
出し
フライト中、スタビライザー翼端付近)はキャノピーで一番下側になる為、砂が溜まりやすい。また、翼端になるほどベントホールは小さく少なくなる為、砂を出しにくくなる
これを解消するために、翼端に砂だし用の窓が設けられている。
開口部ベルクロマジックテープ)で出来ており普段閉じておく。
カイトサーフィンのラムエアータイプで水出し用に取り入れられ構造で、オゾン社がいち早く取り入れたが今では殆どのメーカー採用している。
ヨーロッパでバッドホールbutt hole)と呼ばれているが日本ではなじみが薄く、「砂出し窓」、あるいは「ゴミ出し窓」と言った方が判りやすい。
 spiral  一方向への大きなバンク角維持する急旋回のことをいう。
急旋回による大きなバンク角速度増加に伴い、非常に早い降下が可能であるが、急激な取り止め方向修正を行う事はできない
従って有効な降下手段であるがそのリスク大きい事を認識しておく必要がある
沈下速度は6~15m/Sと、その能力パイロット力量大きく変わってくる。
パラグライダー何でもQ&A」のスパイラルについて参照




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