シルエットマンモス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 03:37 UTC 版)
「OVERMANキングゲイナー」の記事における「シルエットマンモス」の解説
現実世界でのビル程の大きさのある巨大シルエットマシン。調査、土木工事、通信などの目的で建造された物で武装はない。劇中ではエクソダスのための都市ユニットの牽引に用いられた。駆動は足のような構造や地面すれすれの滑走、車輪が使われていたりと様々である。 バッハクロン ヤーパンの天井を指揮する旗艦。隊の先頭に立ち、戦闘行動時の指揮中枢となる。キングゲイナーやガチコ(後にはエンペランザ)の格納庫兼整備室でもあるほか、五賢人やアナ・メダイユが普段暮らしている場所でもある。 ロルクロン ヤーパンの天井の都市ユニットを牽引するシルエットマンモスのひとつ。ドームポリス設営時の土台を整備したり、道路や都市ユニット間の接続を整備したりするための土木工事用シルエットマンモス。 ボールロン ヤーパンの天井の都市ユニットを牽引するシルエットマンモスのひとつ。生活環境を調査するためのシルエットマンモスで、上部左右に二つの球体を持ち、その内部で農作物などの研究を行う。 ドムクロン ヤーパンの天井の都市ユニットを牽引するシルエットマンモスのひとつで、ボールロンと同じく生活環境を調査するためのシルエットマンモス。概観もボールロンに似ており、上部左右に研究室となる二つの球体を持っている。 シントクロン ヤーパンの天井の都市ユニットを牽引するシルエットマンモスのひとつで、もとは未開地へ赴きドームポリス建設の可否を調査する先行環境調査用のシルエットマンモス。前部中央と後部中央に通信用の巨大アンテナを一機ずつ備えているほか左右に一機ずつ荷運用のクレーンを備えている。またほかのシルエットマンモスと違って後部に飛行甲板を備え、シルエットマシンを専門に収容する広い格納庫を持つなど、未開地での調査用に特化されている。 エンサイクロン ヤーパンの天井の都市ユニットを牽引するシルエットマンモスのひとつで、情報管制専用のシルエットマンモス。中央上部に巨大なパラボラアンテナを有し、情報の収集と伝達を担っている。各シルエットマンモスやユニットからの情報は一時的にここへ集められ、まとめてバッハクロンへ送信されるほか、ヤーパンの天井から離れた場所での戦闘時には戦闘地とバッハクロン間の情報の中継も行う。 センローン ヤーパンの天井の都市ユニットを牽引するシルエットマンモスのひとつで、通信ケーブルを敷設するためのシルエットマンモス。後部にケーブルドラムと2機の敷設機を持ち、主にエンサイクロンから各シルエットマンモスへの通信ケーブル接続を担っている。 都市ユニット ドーム都市を構成する構造体。超高層ビル並みの巨大建築物で、ドームポリス天井を支えている。 ヤーパン・エクソダスで牽引中の都市ユニットは「ヤーパンの天井」とも呼ばれる。 建造された大工業地帯から居留地までの長距離を運搬するために自重を支える能力を持つ古い型の超大型シルエットエンジンを装備しており、ヤーパン・エクソダスではこのシルエットエンジンを稼動させて都市ユニットと地面との摩擦を軽減させ複数のシルエットマンモスで牽引する。従って都市ユニットも広義のシルエットマシンの一種と言える。 都市ユニット上部は太陽光発電施設である他、天気のいい時には市民公園としても利用されている。都市ユニット内部ではセントラルヒーティングが利用されている描写も見られる。
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