シリーズの構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 14:51 UTC 版)
各シリーズは、おおよそ10分間の長さである。初めに「Союзмультфильм」(ソユーズムリトフィルム)のロゴが現れ、そのすぐ後に続けてプロローグが始まる。それぞれの短いプロットがおよそ2分間流れ、最後の、オオカミがウサギの後ろから「ヌー、パガジー!」と叫ぶか同時に文字で現れるかするところで、スクリーンに番組の名前とシリーズ番号が現れ、その後からタイトルが現れる。 およそ30秒間のタイトルセクションがアニメの無い文字だけの状態で続き、タイトルカットの時にダイナミックなシリーズのテーマ音楽が鳴る。 残りの時間はすべて、エピソードの主要な内容が占める。しばしばプロローグからのじかに続く物語となり、またときにはプロローグが前駆的内容の役割を果たすこともある。実質的にすべてのシリーズで、基本的なストーリーはプロローグとは異なるシーンおよび道具立てのもとで始まる。第4シリーズ(「スタジアムにて」)のみ、プロローグの最後のカットシーンからそのまま基本的なストーリーへと続く。 各シリーズには台詞はほとんどなく、うなり声や笑い声、そして歌が数多く入っている。 各シリーズの最後に、オオカミは失敗したことをこらえて『Ну, Заяц, [ну,] погоди!(ウサギめ、いまに見てろよ!)』と叫んだり、またはそれと同じセリフを書いた文字が現れたりする(例えば、第7シリーズでのオオカミの胸のところや、第14シリーズの自動車など)が、このお決まりのアクセントが、ラストシーンのテーマ音楽を強調する。 新シリーズでは『Союзмультфильм』のオープニングロゴが『Союзмультфильм и Студия 13』(第17-18シリーズ)および『Кристмас Филмз и Пятёрочка』(第19-20シリーズ)に入れ替わった。
※この「シリーズの構成」の解説は、「ヌー、パガジー!」の解説の一部です。
「シリーズの構成」を含む「ヌー、パガジー!」の記事については、「ヌー、パガジー!」の概要を参照ください。
- シリーズの構成のページへのリンク