しゅう‐ほう〔‐ホフ〕【宗法】
しゅう‐ほう〔シウハフ〕【州法】
しゅう‐ほう〔シウハウ〕【州邦】
読み方:しゅうほう
国。州。
しゅう‐ほう〔シウ‐〕【秀峰】
しゅう‐ほう〔‐ハウ〕【衆芳】
読み方:しゅうほう
多くの、よいかおりの花。
しゅう‐ほう〔シウ‐〕【週報】
秋峰【シュウホウ】(果樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10076号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | ぶどう | |
登録品種の名称及びその読み | 秋峰 よみ:シュウホウ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 3月 26日 | |
品種登録者の名称 | 花澤茂、花澤睦子 | |
品種登録者の住所 | 岡山県赤磐郡瀬戸町下274番地の6、岡山県赤磐郡瀬戸町下274番地の6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 花澤茂、花澤睦子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「グローコールマン」に「ネオマスカット」を交配して育成されたものであり、果皮の色が紫黒、果粒が倒卵で極大粒の育成地(岡山県赤磐郡瀬戸町)では11月中旬に成熟する極晩生種である。樹の拡がりは大、樹勢は強である。熟梢の太さは太、色は褐、節間横断面の形は円、表面の形状は細溝あり、幼梢先端の色は薄赤、巻きひげの着生は2である。花穂の着生数は多、花性は両性、花粉の多少は中である。成葉葉身の形は五角形、裂片数は3片、葉身横断面の形は波打ち、葉縁鋸歯の形は両側円形、葉柄裂刻の一般的な形は閉じる、成葉上裂刻の一般的な形は重なる、成葉の大きさは大、上面の色は緑、葉柄の色は淡紅、成葉の下面葉脈間及び下面主脈上の綿毛の密度は中、葉柄の綿毛の密度は粗、中肋に対する葉柄の長さの比は短、葉柄の太さは中である。穂梗の太さは中、長さは長、色は褐である。果房の形は有岐円錐、大きさは極大、長さ及び着粒の密度は中、果梗の太さは太、長さは長、色は黄緑である。果粒の形は倒卵、大きさは極大、果皮の色は青黒又は紫黒、果粉の多少はやや多、果皮の厚さは厚、果皮と果肉の分離性は難、果肉の色は不着色、肉質は崩壊性、甘味は中、酸味は少、渋味は無~極少、香気はその他、果汁の多少は少、種子の数は中、形は短、大きさは中である。発芽期は中、開花期は晩、成熟期は極晩で育成地においては11月中旬である。果実の着色の難易は中間、花振いの多少は中、無核果粒の混入は少、裂果の多少はやや少、果梗の強さは強、果梗と果粒の分離は難である。「グローコールマン」と比較して、着粒の密度が粗いこと、果粒の形が倒卵であること等で、「アルフォンス・ラバレー」と比較して、香気が有ること、成熟期が晩いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和58年に育成者の自園(岡山県赤磐郡瀬戸町)において、「グローコールマン」に「ネオマスカット」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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