シナリオ・演出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 18:11 UTC 版)
本作は放送開始時点で原作が完結していないが、終盤をオリジナル展開にはせずに原作に沿った内容に構成している。また、基本的に原作に忠実でありながらも、原作の番外編や単行本のカバー下に描かれている4コマ漫画も盛り込み原作の流れを新たに再構成している。構成案を出す際に、「物語の終わりをどこにするのか」は特に重視され、加藤と花田は水族館の話でアニメを終わらせることを決めた。これは、生徒会劇までをアニメで描こうとすると侑と燈子の物語ではなく燈子だけの物語になってしまう可能性がある点や、1クールに生徒会劇まで収めようとすると削らなければならない要素が多くなってしまう点から、「侑と燈子の2人の物語」を描くために加藤と花田が提案した。
※この「シナリオ・演出」の解説は、「やがて君になる」の解説の一部です。
「シナリオ・演出」を含む「やがて君になる」の記事については、「やがて君になる」の概要を参照ください。
シナリオ・演出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 18:44 UTC 版)
「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の記事における「シナリオ・演出」の解説
原作者の平尾アウリは初期段階の打ち合わせから参加しており、担当編集を通してのシナリオ監修や、アフレコにもほぼ毎回参加している。また、アイドルのコスチュームデザインやキャラクターの私服などは平尾のイメージを最優先にしており、第1話冒頭のえりぴよの私服は当初、原作に忠実な色設定をしていたが、平尾の方から「この頃のえりぴよはもっと派手でパンクな感じ」と別の色を提案され、採用されている。 山本は演出面で、えりぴよのギャグに見えつつも推しに対する真剣な思いを強調するようにしており、ギャグではあるけれどエモーショナルな方向にもドラマが振れる原作の魅力を表現できるように心がけている。また、えりぴよの過激な言動や行動が視聴者に嫌われないように気を付けている。原作の雰囲気をアニメーションでも守るため、山本を中心に映像演出からアフレコ、編集に至るまで丁寧な制作が心掛けられた。 山本は本作の制作にあたり実際の劇場(ライブハウス)や地下アイドル、周辺のオタクについて取材をしている。だが、あまりにも深いところまで描いて生々しいドラマにしてしまわないように、リアルな見せ方を目指しつつオタクと地下アイドルの理想的な関係性をある種のファンタジーとして描き、双方のバランスを大事にして描いている。また、取材の際に自身の素性はなるべく明かさずにライブや握手会などのイベントに参加し、それで得た雰囲気を作品に取り入れている。
※この「シナリオ・演出」の解説は、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の解説の一部です。
「シナリオ・演出」を含む「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の記事については、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の概要を参照ください。
- シナリオ・演出のページへのリンク