サイギャング
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「ショッカー怪人 (テレビシリーズ新1号編)」の記事における「サイギャング」の解説
第63話・第66話・第68話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。 サイをモチーフとする改造人間。バイク戦を得意とする。口から火を吐く。設定では角を抜いて短刀のように用いたり、角から催涙ガスを放ったり、目つぶし爆弾を放つとされる。また、大砲の弾をも跳ね返す堅固な皮膚を持つ。 仮面ライダー打倒のため死神博士がアフリカ支部から呼び寄せる。新聞記者に扮して本郷猛のオートレースのライバルである勝丸功を誘拐し、死神博士が勝丸を催眠術で操る。勝丸に誘い出された練習中の猛を襲撃し、催涙弾で猛を一時的に失明させ崖下に落とす。しかし、猛に止めを刺さなかったことで死神博士から叱責される。 猛と勝丸が出場する東日本ロードレース選手権の最中に勝丸の妨害でコースアウトした猛をバイク部隊で襲うが蹴散らされ、次にピットで補給用のガソリンに爆薬を仕掛けるが、勝丸のスタッフが誤って猛のガソリンを勝丸のバイクに補給したため失敗する。そして仮面ライダー新1号と戦い、ライダーパンチを角に受けて怯んだところにライダーきりもみシュートで投げ飛ばされて爆発する。 第66話では、地獄大使が執り行う悪魔祭りによりショッカー墓場から蘇る。カミキリキッドの特訓でライダーキックを再現するが、カミキリキッドからダメ出しを受ける。新1号に悪魔祭りが妨害されると、他の怪人とともに1号と戦うがライダーパンチで倒される。 第68話では怪人トレーニングセンターで特訓を行う怪人軍団の1体として登場する。 映画『仮面ライダー対じごく大使』では、地獄大使に率いられた再生怪人軍団の1体として登場。ジャガーマンとともに戦闘員オートバイ部隊を率いて、地獄大使を追跡する新1号を阻む。時間稼ぎが成功すると退却した。 演 - 岡田勝(人間態B) 声 - 山下啓介(第63話・第66話・映画) スーツアクター - 瀬島達佳 第66話の脚本では登場の指定はなく、現場判断による。 サイギャングに関連するキャラクター『仮面ライダーV3』に登場する怪人サイタンクや『仮面ライダー (スカイライダー)』に登場する怪人サイダンプには、強靭な装甲のサイモチーフの怪人というコンセプトが継承されている。 『仮面ライダークウガ』に登場するゴ・ジャラジ・ダは、口元のデザインなどにアルマジロングやサイギャングの手法が取り入れられている。
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