コープロベン【コープロベン】(草花類)
登録番号 | 第13348号 | |
登録年月日 | 2005年 9月 13日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | コープロベン よみ:コープロベン | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 9月 13日 | |
品種登録者の名称 | P.コーイ&ゾーネン社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1432GP アールスメール ホーンウェッヒ 132 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | マリウス エイジ コーイ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「コイネルソン」に「ドナ」を交配して育成されたものであり、花は濃橙赤色の垂咲で、かなり大輪の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は極高、節数は中である。茎の長径はやや太、硬さは中、折れの難易はやや易、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数はやや少、側枝の着生位置は主に下部、節間長は長、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長は長、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさは大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径はかなり大、表面の花色は濃橙赤(JHS カラーチャート0707)、裏面の花色は鮮橙赤(同0706)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さ及び数は中、花弁の長さはやや長、幅はやや広、数はやや多、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は鐘形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは太、長さは長、花の香りは弱である。早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は中である。「コイネルソン」と比較して、花弁鋸歯が深いこと等で、「ハイメリカ」と比較して、開花時草丈が高いこと、花弁鋸歯が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1996年に出願者の温室(オランダ王国)において、「コイネルソン」に「ドナ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「プロバンス」であった。 |
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