コニカスタンダードからIIIMまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 14:26 UTC 版)
「コニカのカメラ製品一覧」の記事における「コニカスタンダードからIIIMまで」の解説
コニカスタンダード(1947年発売) - 対米輸出および米軍PXでのみ発売された。レンズはヘキサー50mmF3.5。製造国名が「Made in Occupied Japan」になっている。 コニカI(1948年発売) - 一般向けとしてはコニカブランドの初めてのカメラ。コニカスタンダードとほぼ同じカメラである。レンズはヘキサー50mmF3.5。1950年にヘキサノン50mmF2.8を搭載したモデルが追加され、距離計二重像が黄色く着色されたものに変更された。 コニカII(1951年発売) - ダブルヘリコイド式繰り出し機構、二重露出防止装置搭載。シャッターがコニラピッドSになり、アメリカ式シンクロソケットを装備しシンクロ撮影が可能になった。ヘキサノン50mmF2.8レンズ搭載。 コニカIIA(1955年発売) - コニカIIのシンクロソケットをドイツ式に、レンズをヘキサノン48mmF2に変更したもの。 コニカIIB(1955年発売) - コニカIIのタイム露出ダイヤルを廃止したもの。レンズはヘキサノン50mmF2.8。 コニカIII(1956年発売) - フロントレバーによるフィルム巻き上げ機構を装備し、シャッターも連動してチャージされるセルフコッキング方式。レンズはヘキサノン48mmF2。 コニカIIB-m(1957年発売) - コニカIIBのレンズをヘキサー45mmF3.5に変更したもの。 コニカIII L1(1957年発売) - コニカIIIのシャッターをライトバリュー方式露出合わせのセイコーシャMXLシャッターに変更したもの。 コニカIII L2(1957年発売) - コニカIII L1のシャッター速度や絞りなどの目盛りを鏡胴下部から視認性のよい鏡胴上部に移動した機種。新たにヘキサノン48mmF2.4レンズ付モデルが追加された。 コニカIIIA(1958年発売) - 「生きているファインダー」と言われる、パララックス/画角自動修正機能付採光式等倍ブライトフレームファインダーを装備している。レンズはヘキサノン48mmF2と同50mmF1.8がある。 コニカIIIM(1959年発売) - コニカIIIAに折りたたみ式セレン光電池連動露出計を装備し、さらにハーフサイズマスクを使用可能とした機種で、レンズはヘキサノン50mmF1.8のみ。シャッターは露出計を取り付けたために外部セルフタイマーが搭載できなくなったため、セルフタイマー内蔵のセイコーSLVに変更され、シンクロ接点もボディ側に移動した。アクセサリーシューに専用フラッシュガンのみ対応する接点が付いている。
※この「コニカスタンダードからIIIMまで」の解説は、「コニカのカメラ製品一覧」の解説の一部です。
「コニカスタンダードからIIIMまで」を含む「コニカのカメラ製品一覧」の記事については、「コニカのカメラ製品一覧」の概要を参照ください。
- コニカスタンダードからIIIMまでのページへのリンク