コニカマウントシリーズ
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「コニカのカメラ製品一覧」の記事における「コニカマウントシリーズ」の解説
コニカFSのSがスタンダードを名乗る通り、コニカFを覗いて大衆に焦点を当てた一眼レフカメラ。中でもコニカFSはコパルスクエアシャッターを採用した先駆けとなった。マウントは後のオートレックス以降のシリーズと互換性がない。 コニカF(1960年9月発売) - ニコンFより高価であったため極少数で収集対象となっている。ペンタプリズムは着脱式。シャッタースピードや絞りと連動するセレン光電池式メーターを内蔵する。シャッターはコパルスクエアとの噂があるが実は全く異なる構造を持つ上下走行4枚メタルフォーカルプレーン式で、最高速は1/2000秒。標準装着されたレンズはヘキサノン52mmF1.4。 コニカFS(1960年9月発売) - 廉価版でコニカFと同時発売。ペンタプリズムは固定式。シャッタースピードと連動するセレン光電池式露出計を外付け可能。シャッター最高速は1/1000秒。Sはスタンダードの意。標準装着されたヘキサノン50mmF2。 コニカFSW(1962年末発売) - コニカFSにタイムレジスターを組み込んだ。タイムレジスターとはデータバックの前身で、裏蓋にカレンダー付き機械式時計を組み込んであり撮影時にフラッシュが照射しフィルムに写し込むもの。 コニカFP(1962年10月発売) - CdS式露出計を外付け可能。標準装着されたレンズはヘキサノン57mmF1.4、ヘキサノン52mmF1.8。 コニカFM(1964年発売) - コニカFPをベースにシャッタースピードと連動するCdSの外光式露出計を内蔵した。標準装着されたレンズはヘキサノン57mmF1.4、ヘキサノン52mmF1.8。
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