ケイハジンサ【ケイハジンサ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8270号 |
登録年月日 | 2000年 7月 31日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイハジンサ よみ:ケイハジンサ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 8月 3日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 神藤純義 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「タンゼルボン」の枝変わりであり,花序のタイプは単生,花は鮮ピンク色で弁端に明紅色のぼかしが入り丸弁,高芯咲,弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性,株立及び樹高は中である。とげの形は上下部えぐれ形,長さはやや長,基部の幅はやや狭,色は緑,数は枝基部及び枝中央部は少,花柄は無である。小葉全体の形は楕円形,小葉の枚数は中,本葉の長さはやや長,幅はやや広である。新葉の色は紅紫,光沢は強,本葉の色は緑,光沢は強,厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生,蕾の形は卵形である。花形は高芯咲,花径はやや小,高さはやや高,花弁表面の色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0404)で弁端に明紅(同0106)のぼかしが入り,裏面の色は鮮ピンク(同0104)で明紅(同0106)のぼかしが入る。花色の移行性は無,花弁のタイプは丸弁,全体の形は狭楕円形,厚さ及び硬さは中,数は60以上,一茎の花数は1,花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中,新しょうの色は緑褐,開花枝の色は緑,開花時期はやや晩である。「タンゼルボン」と比較して,花弁裏面の色が鮮ピンクで明紅のぼかしが入ること,花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に育成者の温室(愛知県豊橋市)において,「タンゼルボン」の枝変わりを発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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