ケイハデオス【ケイハデオス】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9275号 |
登録年月日 | 2001年 8月 16日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイハデオス よみ:ケイハデオス | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 鈴木晴浩 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「タンタトゥク」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は外側8枚程度が浅黄橙色で弁先に黄ピンク色のぼかしが入り、内側が明黄橙色で剣弁、高芯咲、かなり弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は黄緑、数は枝基部は多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は紅紫、光沢はやや弱、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は外側8枚程度が浅黄橙(JHS カラーチャート1904)で弁先に黄ピンク(同0703)のぼかしが入り、内側は明黄橙(同1905)、裏面の色は外側8枚程度が浅橙(同1303)で弁先から弁央に黄ピンク(同0703)のぼかしが入り、内側が明黄橙(同1905)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は40~59、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さは長、太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花時期は中である。「タンタトゥク」と比較して、花弁表面の色が外側は浅黄橙で弁先に黄ピンクのぼかしが入り、内側は明黄橙であること、花弁裏面の色が外側は浅橙で弁先から弁央に黄ピンクのぼかしが入り、内側は明黄橙であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に育成者の温室(愛知県豊橋市)において、「タンタトゥク」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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