ケイハピオサ【ケイハピオサ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9492号 |
登録年月日 | 2001年 10月 18日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイハピオサ よみ:ケイハピオサ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 大井武 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「タンリカス」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は鮮紫ピンク色で半剣弁、カップ咲、かなり弱香の中輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は黄緑、数は枝基部は多、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9705)、裏面の色は明紫赤(同9706)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は20~24、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さはかなり長、太さはやや太、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花時期は中である。「タンリカス」と比較して、花形がカップ咲であること、花弁のタイプが半剣弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に育成者の農場(滋賀県守山市)において、「タンリカス」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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