ケイハピブ【ケイハピブ】(観賞樹)
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登録番号 | 第6193号 |
登録年月日 | 1998年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイハピブ よみ:ケイハピブ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 平林浩 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ホワイトマスターピース」に「マダムサチ」を交配して育成されたものであり,花房の形は2~5輪咲き,花は淡緑黄色に弁端部へ紫ピンク色のぼかしが入り半剣弁,整形咲き,微香の中輪となる花壇向きの品種である。 樹形はやや横張り,株立ちは普通,樹高は中である。開花枝の太さは太,新しょうの色は淡緑,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性はまっすぐ,形は上下部えぐれ形,長さは中,基部の幅は普通,色は青銅,数は幹の部分及び花枝の基部は多,中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の数は7枚,本葉の長さは普通,幅は広である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は2~5輪咲き,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲き,花の大きさは中輪,高さは高,花弁表側及び裏側の色は淡緑黄(JHS カラーチャート2702)に弁先部へ紫ピンク(同9703)のぼかしが入る。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は広楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は25~29枚である。花の香りは微香,開花時期は晩咲きである。 「魅惑」と比較して,新しょうの色が淡緑であること,花弁表側及び裏側の色が淡緑黄であること,花弁表側及び裏側の色が淡黄緑に弁先部へ紫ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和58年に出願者の温室(千葉県八千代市)において,「ホワイトマスターピース」に「マダムサチ」を交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「初恋」であった。 |
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