クェス・パラヤ(クェス・エア)機
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「ヤクト・ドーガ」の記事における「クェス・パラヤ(クェス・エア)機」の解説
試作1号機。後頭部に飾りツノを装備し、モノアイ・シールドの周囲が縁取られている。塗装は赤と銀色を基調とする。シャアの乗機として赤く下地処理されるが、専用機としてサザビーが開発されることで搭乗者不在となり、予備機となる。その後、シャアを追ってネオ・ジオン入りしたクェスの乗機となり、2号機よりもファンネルのコントロール精度が高く、継戦能力を重視した武装と併せて戦闘支援向けのセッティングがなされる。 慣熟訓練後にルナツー占拠作戦で実戦参加。父・アデナウアー・パラヤの乗る連邦軍のクラップ級巡洋艦のブリッジを破壊した際、その寸前に同艦から放たれたミサイルにより右腕を破損する。作戦終了後はムサカに帰還するが、クェスはアクシズに先行したシャアを追って破損したままの本機で発進する。その後クェスはα・アジールに搭乗するため登場しない。 雑誌『ガンダムマガジン』第4号(1991年発行)掲載の漫画「νガンダム秘話 ネオ・ジオンの亡霊」では、赤い塗装の同型機が登場。女性パイロットが搭乗し、「シャアの反乱」から10か月後の宇宙世紀0094年に、追撃するジェガン部隊を振り切ってバリュートで地球に降下。この際にはビーム・アサルトライフルを携行している。さらに10か月後、海岸線で捜索隊のマサダ中尉が搭乗するνガンダムと交戦し、相討ちとなる。この時にはパイロットは搭乗せず、サイコミュの精神感応によって外部からコントロールをおこなっている。
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