アデナウアー・パラヤ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 21:01 UTC 版)
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの登場人物」の記事における「アデナウアー・パラヤ」の解説
Adenauer Paraya 声 - 嶋俊介(映画版) / 喜多川拓郎(カセット文庫『ベルトーチカ・チルドレン』) / 中多和宏(ゲーム『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』) 地球連邦政府の参謀次官。政府の密命を受けており、ロンド・ベルを相手にせず、ネオ・ジオンとの和平交渉を進めようとする。典型的なアースノイドであり、地球のこと以外は顧みようとしない。小説『ベルトーチカ・チルドレン』でも、虚栄心は強いが皮肉を投げかけられても気が付かないような人物として描写されている。 クェスの父親だが、彼女が父親の愛情に飢えていたのに対し、アデナウアーは家庭を顧みない利己的な人物であり、クェスからは軽蔑されている。小説『ベルトーチカ・チルドレン』によれば、本妻は家を出て宇宙移民となっており現在は音信不通とされ、クェスからは愛人がアデナウアーから実母を奪ったと思われていることが描写されている。宇宙に上がろうとした際には愛人キャサリン(声 - 小宮和枝)が同行していたが、クェスの同行を嫌った彼女とは宇宙空港で喧嘩別れしてしまい、このときに空いた席を居合わせたハサウェイに譲ったことが、ハサウェイとクェスを引き合わせることになる。 シャアの真意には気がつかないまま、ネオ・ジオンのアクシズ落としに利用される形で交渉を進め、最終的にはネオ・ジオンの武装解除という名目で立ち会ったルナツーにおいて、乗艦していたクラップのブリッジに攻撃を受け死亡する。このとき艦を攻撃したヤクト・ドーガを操縦していた人物は、ネオ・ジオンのパイロットとなっていた娘クェスであったが、アデナウアーがそのことに気がつくことはなかった。
※この「アデナウアー・パラヤ」の解説は、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの登場人物」の解説の一部です。
「アデナウアー・パラヤ」を含む「機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの登場人物」の記事については、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの登場人物」の概要を参照ください。
- アデナウアー・パラヤのページへのリンク