ギャビー・ハザード
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「モビルスーツバリエーションの登場人物」の記事における「ギャビー・ハザード」の解説
Gabby Hazard / Gyabee Hazard 声:小杉十郎太 突撃機動隊所属で、階級は中佐。わずか4機しか生産されなかった高機動型ザクII(R-2型)を受領し、グラナダ周辺への戦力集結の際に部隊配属されている。その後ア・バオア・クー攻防戦に参加したと推測されている。パーソナルカラーは茶と黒を基調とする。 『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』(1991年)では「1年戦争エースパイロット名鑑」に取り上げられた。MS撃墜数138機、艦船撃墜数2隻とされ、これはジオン公国軍第6位の記録である。搭乗機はザクI S型、ザクII FS型、ザクII R-2型とされた。 ゲーム『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』(1996年)では、宇宙世紀0079年9月12日、月軌道上でガデム大尉が搭乗するパゾク級輸送艦パプア(本作にはパプア級補給艦は登場しない)の護衛任務に参加している。なお容姿はアメリカ先住民系のバンダナ姿の壮年として描かれている。 ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記』では、黒髪の青年として描かれている。また本作オリジナルの専用の高機動型ゲルググ(ifルートでは高機動型ギャン)も登場する。 『MSV-R』ではザクI S型でもザクII FS型でもないザクII S型が設定された。少佐時代の搭乗機とされる。 書籍『マスターアーカイヴ MSV』では、バズーカの名手とされる。宇宙世紀0075年に国防軍に志願し、教導機動大隊に編入されザクIに搭乗。0078年10月の国軍分割の際には宇宙攻撃軍に配属、MS隊の小隊長となりザクI Q型を受領する(通常のザクIと同じ塗装)。翌年のルウム戦役では巡洋艦2隻、航宙機13機を撃破し、ドズル・ザビ中将から勲章を授与され、少尉から2階級特進して大尉となる。程なくして突撃機動軍に異動、ザクII S型を受領して地球降下作戦の護衛や衛星軌道上の哨戒任務に従事する。6月にはグラナダ守備隊へ転属、高機動型ザクII(R-1A型)を受領するが(この時からジャイアント・バズを携行)、僚機のミスによる接触事故で脚部ユニットを全損する。代替機としてリック・ドムに搭乗するが、2週間後にはR-2型を受領している。大戦末期には増援部隊としてア・バオア・クーに異動、同要塞防衛戦に参加するも未帰還。目撃証言により戦死が認定されるが、疑問視する者も少なくない。
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