キングダム ハーツ ドリーム ドロップ ディスタンス HD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 15:45 UTC 版)
「キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ」の記事における「キングダム ハーツ ドリーム ドロップ ディスタンス HD」の解説
ニンテンドー3DSで発売された『キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]』のHDリマスター作品。元は3DSの2画面を使っていたのを1画面で遊べるように変更するため、システムにも多く手が加えられており、単なるHD化だけではなくリメイク色も強くなっている。HDリマスターされたシリーズ作品のうち唯一タイトルとタイトルロゴが変わっている。 主な変更点 トロフィー機能に対応。 解像度が1080pに向上、画面比率が16:9のワイド表示になり、動作は60fpsになった。 背景やキャラクター等のテクスチャ、エフェクト等がHD向けに描き直された。 オリジナル版で2画面で表示していたものを全て1画面に収めたり、タッチ操作だったものをボタン操作にするため、多岐に渡りレイアウトやデザイン、システムの変更がされている。下画面のスピリットのアイコンをタッチすることで発動するリンクアタック・リンクスタイル・デュアルリンク、スピリットの入れ替えは、コマンドを十字キーで切り替えるか、L2ボタンを用いたショートカットで使用できる。 A+Xボタンの同時押しか下画面のスライドで発動するリアリティシフトは○+△ボタン同時押しになった。発動中の操作も下画面へのタッチからスティックやボタンによる操作へと変わったが、中には操作が省略されたものや一新されたものもある。なお発動時のモーションも変更されており、オリジナル版ではプレイヤーキャラが地面に潜り下画面の操作に移行していたが、本作ではキーブレードを掲げるモーションになった。 下画面に表示されていたマップは、従来シリーズ作品のように画面右上にミニマップとして表示されるようになった。タッチパッドを押すとマップが全画面表示される。 左下のコマンドウインドウは、オリジナル版ではデッキコマンドは2つ表示されていたが、本作では『BbS』のように3つ表示されるようになった。 リンクポータルはオリジナル版ではマップ画面にあるアイコンをタッチすると調べられたが、本作ではフィールド上にポータルが出現し、それを調べられるようになった。 下画面に手持ちカードが表示されていたフリックラッシュは、カードも1画面にまとめて表示されるようになり、操作もフリック操作からボタン操作になった。 カメラワークが変更され、オリジナル版よりカメラ位置が遠くなった。 ドロップシステムに関して、ドロップスピードがオリジナル版より若干遅く設定されている。 味方パーティメンバーであるスピリットが3種類追加されている。また、オリジナル版では雑誌・書籍の付録のARカードでしかブリードができなかったスピリット3種がゲーム中にブリートできるようになった。 オリジナル版ではセーブデータを2つまでしか作成できなかったが、本作では本体HDDの空き容量に応じて作成できるようになった。 仕様変更に伴い、いくつかのゲーム内トロフィーが差し替えられている。 オリジナル版で確認されているいくつかの不具合、バグが修正されている。なお、ゲーム内容はオリジナルの海外版で調整されたものがベースとなっているため、その点でも日本のオリジナル版とは異なっているところもいくつかある。
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