キングダム ハーツ ドリーム ドロップ ディスタンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 08:21 UTC 版)
「リク (キングダム ハーツ)」の記事における「キングダム ハーツ ドリーム ドロップ ディスタンス」の解説
主人公の一人として登場。KH2時に比べ髪が短くなっており、性格も以前より丸くなっている。ミッキーとイェン・シッドの招集により、ソラと共に不思議な塔へ来たリクは、来たるべきゼアノートとの決戦に備えてソラと二人でマスター承認試験を受ける事となり、イェン・シッドの導きにより過去の「デスティニーアイランド」に向かい、世界が闇に飲まれる瞬間に「眠りに閉ざされた世界」へと降り立った。しかし、その直前にローブの男(闇の探究者アンセム)の姿を見かけており、「眠りに閉ざされた世界」に着いた時にはソラと離れ離れになっており、服装も変わっていた。更には謎の黒ローブの青年(若かりし頃のマスター・ゼアノート)たちの干渉も受けるようになり、それでもソラに会えることを信じながら世界の鍵穴を解放していった。 しかし、7つの鍵穴を解放しても元の世界には戻れず、何故か眠りについていない筈の「存在しなかった世界」に辿り着く。疑問に思いつつも先に進んで行くと、悪夢に捕らわれたソラの姿を見つける。必死にソラに呼びかけるも目覚める気配はなく、逆にソラの悪夢から湧き出た闇に飲まれてしまい、その闇の中で闇の探究者アンセムと再会する。アンセムの闇へのいざないに対し、リクは闇を抱えた自分がキーブレードを持つのに相応しいのか確かめる為に試験を受けようとしたこと、そしてその答えを見つけた上でソラを助ける為に「闇を食らい光に溶かす」存在となる決意を語り、アンセムと対峙する。 実は「デスティニーアイランド」から「眠りに閉ざされた世界」に入り込む寸前に、ローブの男(闇の探究者アンセム)の姿を見かけたリクは、異変を察知して無意識のうちにソラの心にダイブしていた。つまりリクが冒険していた世界は「眠りに閉ざされた世界を冒険するソラの夢の世界」であり、リクはソラを悪夢から守るドリームイーターの役割を担っていたのだった(リクの服に印されている模様はドリームイーターの印)。またゼアノートたちの真の目的は13人の闇の探究者を集める為に器を確保することであり、当初はリクが目をつけられていたが、リクは闇に対する完全な耐性を持っていた為、ソラに標的を変更していた。 アンセムを打ち倒したリクは現実世界の「存在しなかった世界」に戻るが、イェン・シッドのいる不思議な塔へ戻っていなかった為、元の姿にはまだ戻っていなかった。ドリームイーターの導きでソラのもとに辿り着いたリクは、合流してきたミッキーと共に捕らわれたソラを救出しようとするも、様々な時代から分離し現在に集まってきたゼアノートたちに妨害され、復活したマスター・ゼアノートにソラの体にゼアノートの心を植え付けられそうになる。しかし寸でのところでリア(アクセル)の救出が間に合い、ソラの救出に成功した。 その後「不思議の塔」に戻ったリクは、未だ目覚めないソラの心を救うために「眠りに閉ざされた世界」で身に着けた眠りの鍵穴を解放する力を使い、ソラの心にダイブしてソラの心を救った。その後ソラの心に隠されていた賢者アンセムのデータにて賢者アンセムと再会し、データを手に元の世界に戻っていった。 そしてイェン・シッドからキーブレード・マスターとして承認され、リクはゼアノートたちとの来るべき戦いに備えて動き始める。その中でイェン・シッドの命令を受けて「不思議の塔」に連れて来たのは、キーブレードを扱うことができるカイリだった。
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