ガンタンク試作1号機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:50 UTC 版)
雑誌『コミックボンボン』1982年10月号が初出。画稿はガンタンクの玩具用初期設定のフル装備イメージ画の流用で、のちにプラモデル『マスターグレード (MG) ガンタンク』付属説明書にも掲載された(型式番号:RX-75)。 外観は実戦参加機とほぼ変わらないが、腹部や下半身の細部が異なり、武装も多い。製造スケジュールの都合によってコア・ブロック・システムが搭載されていないため、RTX-44と同様に戦闘車両に区分される。ただし、2つのコックピットをもつのはほかの機体と同様である。 追加武装 リーチ・ミサイル 両肩後部に1発ずつ、上向きに装備。対艦用の中型ミサイルで、駆逐艦クラスを破壊可能。全長12メートルで、射程距離は1,800キロメートルと1,200キロメートルの2説がある。 ボップ・ミサイル連射用 ボップ・ミサイル・ランチャーの先端に取り付けられるオプションで、画稿では左前腕部に装備。長時間の使用が可能となる。長さ6.8メートル、射程距離は20キロメートル、口径は260ミリとされる。 クルーザー・ミサイル 履帯側面に1発ずつ装備。地対地ミサイルで、全長10メートル。射程距離は800キロメートルと100キロメートルの2説がある。 このほか、肩部キャノン砲に替わって装備される7連装ミサイル・ランチャーなど、各種ミサイル・ランチャーの装備も計画されるが、計画のみに終わっている。 雑誌『冒険王』1979年5月号では、上記のうちミサイル・ランチャーを除く武装を(ボップ・ミサイル連射用は両腕)、『テレビマガジン』1983年3月号ではリーチ・ミサイルを除く武装を(ボップ・ミサイル連射用は右腕、「完全ぶそうタイプ」とされる)、決定稿のガンタンクに装備したイラストが掲載された。
※この「ガンタンク試作1号機」の解説は、「ガンタンク」の解説の一部です。
「ガンタンク試作1号機」を含む「ガンタンク」の記事については、「ガンタンク」の概要を参照ください。
- ガンタンク試作1号機のページへのリンク