カドウ

デジタル大辞泉

かど・う〔かどふ〕【^▽勾ふ／勾^＝引ふ／^▽拐ふ】

読み方：かどう

［動ハ四］

１ 欺いて誘う。

「山風の花の香—・ふ麓(ふもと)には」〈後撰・春中〉

２ かどわかす。

「江田へ—・はれたるなり」〈とはずがたり・五〉

［動ハ下二］かどわかす。

「天狗が牛若を—・へけるよと」〈幸若・未来記〉

か‐どう〔クワダウ〕【化導】

読み方：かどう

⇒けどう（化導）

か‐どう【可動】

読み方：かどう

動かすことができること。動く仕掛けになっていること。「—式の書架」

か‐どう【家^×僮】

読み方：かどう

家の召使い。

「其家の—らしい、十四五の少年を」〈花袋・重右衛門の最後〉

か‐どう〔‐ダウ〕【家道】

読み方：かどう

１ 家が治まるために守るべき道徳。

２ 一家の暮らしぶり。家政。家計。

３ 代々その家に伝えられた技芸。

か‐どう〔‐ダウ〕【歌堂】

読み方：かどう

歌をうたう所として設けた建物。

「—舞閣は野狐の里」〈性霊集・一〉

か‐どう〔‐ダウ〕【歌道】

読み方：かどう

和歌の道。和歌を詠む技法・作法。

か‐どう〔‐ダウ〕【河道】

読み方：かどう

川の水が流れる道筋。堤防のある場合はその間の区域をいい、ない場合は高水位のときに流水が占める区域をいう。

か‐どう〔クワ‐〕【渦動】

読み方：かどう

流体にみられる、渦巻き状の運動。うず。

か‐どう〔クワダウ〕【火道】

読み方：かどう

地殻内部から火口に通じる、マグマや火山噴出物の通路。通常は、硬く緻密(ちみつ)な溶岩で満たされている。

か‐どう【稼働／稼動】

読み方：かどう

［名］(スル)

１ かせぎはたらくこと。仕事をすること。就労。「—人口」「—日数」

２ 機械を運転すること。また、機械が動いて仕事をすること。「最新鋭機が—している」

か‐どう〔クワダウ〕【華道／花道】

読み方：かどう

草花や木の枝を花器に挿して鑑賞する技法・作法。生け花。

歴史民俗用語辞典

家道

読み方：カドウ（ｋａｄｏｕ）

中世以降の「家」に伝承される芸道。

歌道

読み方：カドウ（ｋａｄｏｕ）

和歌の創作および和歌に関する学問を追究する学芸。

花道

読み方：カドウ（ｋａｄｏｕ）

立花・挿花・生花・投入の総称。

別名 華道

華道

読み方：カドウ（ｋａｄｏｕ）

立花・挿花・生花・投入の総称。

別名 花道