かぞく‐だんらん【家族団×欒】
読み方:かぞくだんらん
⇒一家団欒
家族だんらん【カゾクダンラン】(食用作物)
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登録番号 | 第12176号 |
登録年月日 | 2004年 8月 18日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 家族だんらん よみ:カゾクダンラン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社アレルゲンフリー・テクノロジー研究所、独立行政法人農業生物資源研究所 | |
品種登録者の住所 | 東京都荒川区東尾久8丁目4番1号、茨城県つくば市観音台二丁目1番地2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 粉川聡、佐藤直、阿部浩人、金田武夫、内山田博士、飯田修一、高野敏弥、西尾剛 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の「ニホンマサリ」の突然変異系統「NM67」に「ニホンマサリ」を交配して育成された固定品種であり、育成地(神奈川県平塚市)における成熟期は中生の早、米のアレルゲンを少なくするためのタンパク低減化処理に適した水稲、粳種である。草型は穂数、稈長は極短、稈の細太はやや細、剛柔は中、葉身毛茸の有無と多少は中、止葉の直立の程度は立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや短、穂数は多、粒着密度は疎、穂軸の抽出度は短、穂型は紡垂状、穎毛の有無と多少は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、護穎の色は淡黄である。芒の有無と多少は稀、芒長は極短、芒色は黄白-黄である。玄米の形はやや円、大小は中、粒色は淡褐、色沢及び精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は中の上、光沢はやや良、腹白の多少はやや少、食味は中の中である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は中生の早、穂揃日数は短、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は強、脱粒性は難、収量はやや多である。葉いもちほ場抵抗性はやや強、白葉枯病抵抗性品種群別は金南風群、しま葉枯病抵抗性品種群別は日本水稲型(+)である。「LGC-1」及び「ニホンマサリ」と比較して、稈長が短いこと、穂数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に農業生物資源研究所放射線育種場(現独立行政法人農業生物資源研究所、茨城県那珂郡大宮町)において、出願者所有の「ニホンマサリ」の突然変異系統「NM67」に「ニホンマサリ」を交配し、平成2年に個体選抜を行い、以後、(株)アレルゲンフリー・テクノロジー研究所(神奈川県平塚市)において、固定を図りながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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