also
「also」とは、~もまた・さらにと訳して、事柄が添加・累加されている状態のことを意味する英語表現である。
「also」とは・「also」の意味を詳しく解説
「also」は、前の事柄に後の事柄を付け加える添加・累加の意味を持つ英単語である。単語を置く位置によって品詞が変わり、文中に置けば「~もまた」という意味の副詞となり、文頭に置けば「さらに」という意味の接続詞となる。 すなわち「I also want to go(私もまた、行きたい)」の「also」は副詞の用法であり、「Also, she want to go(さらに、彼女は行きたがった)」とすれば接続詞の用法である。副詞的な用法では肯定文に使われることが一般的で、疑問文や否定文にはほとんど用いられることはない。文中での置き位置は、一般動詞の前、もしくはbe動詞または助動詞の後ろ、助動詞とbe動詞がともにある場合はその間となる。「also」の発音・読み方
「also」の発音記号は、アメリカ英語の場合は「ˈɔːlsoʊ」、イギリス英語の場合は「ˈɔːl.səʊ」となる。日本語で表記する際は「オルソゥ」となるが、実際の発音は、アメリカ英語が「オールソゥ」もしくは「オーソゥ」、イギリス英語では「オールソゥ」に近い音となる。「also」の語源・由来
「also」の語源は「all+so」。もともと「同じように」の意味を持っていた「so」に強調の「all」が付いて「非常によく似ている」という意味で用いられるようになったが、「all」の強意が次第に薄れ、同時に類似した2つの事物の累加・添加の意味が強調されるようになったことで「~に加えて~もまた」という語意で用いられるようになった。「also」と「too」の違い
「also」も「too」もともに「~もまた」という添加・累加の意味を持つ単語であるが、「also」の文中での置き位置が一般動詞の前、もしくはbe動詞または助動詞の後ろ、助動詞とbe動詞がともにある場合はその間であるのに対して、「too」は文末に置くという違いがある。「also」の類語
「also」の類語には、「同じく」の意味を持つ「likewise」、「そのうえ、また」の意味を持つ「besides」、「おまけに、そのうえに」などの意味を持つ「as well」などがある。「also」を含む英熟語・英語表現
also known asとは
「also known as~」は、「~としても知られている」という意味となり、「人呼んで」「またの名は」などとも訳される。砕けた略語として「aka」と表記されることもあり、たとえば「She is Norma Jean Baker aka Marylin Monroe.(彼女はノーマ・ジーン・ベイカー、またの名をマリリン・モンローという)」などと用いる。
I alsoとは
「I also」は、「私も」という意味になる。「Me too」と同意である。
Who is alsoとは
「Who is also」とは、「その人もまた」という意味である。「Who」は関係代名詞として「その人」について限定し、強調する効果がある。「partner who is also awake」とすれば「パートナーその人もまた起きている」となり、起きているパートナーが強調された表現になる。
That alsoとは
「That also」とは、「これもまた」という意味である。「That also may be a special case(これもまた特別なケースである)」などと用いる。
Often alsoとは
「Often also」とは、「しばしばまた」という意味である。文頭に置かれることで接続詞の用法となる。「often」も「also」もともに副詞であるため、「also often」と語順を逆にしても文意は同じとなる。
Please alsoとは
「Please also」とは、「それに加えてどうかお願いします」というように依頼内容を添加する意味となる。「Please also tell me what to do(どうすればよいのかという点についてもお知らせください)」のように用いる。
but alsoとは
「but also」とは、「しかしまた」という意味である。たとえば「The bus is cheaper, but also slower than the train(バスは安い、しかしまた電車に比べて時間もかかる)」というように、性質の違う要素を添加する場合に用いられる表現である。
not only but alsoとは
「not only but also」とは、「not only A... but also B」という形で使用し「AだけでなくBも」という意味を表す。この語形では「A」と「B」がともに同じ品詞であることとが求められる。つまり「A」が名詞であれば「B」も名詞、「A」が動詞であれば「B」も動詞としなくてはならない。
「also」の使い方・例文
「also」の使い方・例文としては、「He sings well, and also plays the piano(彼は歌が上手で、ピアノも弾く)」、「She is quiet not only at school but also at home(彼女は学校だけではなく、家でも静かだ)」、「Also important is the skill of writing well(加えて大事なのは、うまく書ける技術があるかどうかだ)」などを挙げることができる。- オルソゥのページへのリンク