エントロピー符号化
エントロピー符号
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/29 22:05 UTC 版)
情報理論において、エントロピー符号化(またはエントロピーエンコーディング)とは、シャノンの情報源符号化定理によって宣言された下限に近づこうとする可逆データ圧縮方法である。シャノンの情報源符号化定理では、あらゆる可逆データ圧縮方法では、予想される符号長が情報源のエントロピー以上でなければならないとされている。
- 1 エントロピー符号とは
- 2 エントロピー符号の概要
エントロピー符号化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/21 09:52 UTC 版)
「MPEG-4 ALS」の記事における「エントロピー符号化」の解説
入力信号からさまざまな予測成分を取り除いた残差成分に対しエントロピー符号化を行う。 符号化方式として、比較的演算量が少ないライス符号と、より複雑だが圧縮効率が高いBGMC(Block Gilbert-Moore Code、ブロック ギルバート・ムーア符号)と呼ばれる方法のいずれかを選ぶことができる。 これらの符号は小さい振幅値に短いコードを割り当てるため、それまでのさまざまな予測により振幅が小さくなった残差信号を効率的に圧縮できる。
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エントロピー符号化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 01:30 UTC 版)
ハフマン符号をベースとした可変長符号化(VLC; Variable Length Coding)が採用されている。
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エントロピー符号化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 07:33 UTC 版)
H.264では、ハフマン符号をベースとした可変長符号化 (VLC; Variable Length Coding) と、算術符号化のいずれかを選択できる。 前者はBaseline Profileで採用され、従来の3次元VLCに近いCAVLC (Context-based Adaptive VLC) と、指数ゴロム (Exponential-Golomb) 符号を用いることによって変換テーブルを用いずに符号化するUVLC (Universal VLC) が用いられる。CAVLCでは隣接MBのDCT係数の状態に依存して現在のMBの符号化に使用する符号化テーブルを切り替える。このように切り替えを行うことで、現在の画像のテクスチャに応じた符号化テーブルが使用でき、より短い符号への圧縮が期待できる。 後者はCABAC (Context-based Adaptive Binary Arithmetic Coding) と呼ばれ、Main Profileで採用されている。 H.264ではこのように複数の符号化方式が用いられている。これは、処理量は少ないが効果もそこそこのCAVLCと、処理量は大きいが効果も高いCABACではその用途が異なるため、そのことによって「符号化」という同じ目的を持ったツールが複数存在することとなった。
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