熱力学第二法則
(エントロピー増大則 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 13:20 UTC 版)

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熱力学 |
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エントロピー増大則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 10:03 UTC 版)
「最大エントロピー原理」の記事における「エントロピー増大則」の解説
今、1つの容器があるとし、容器の中央には板が入っていて、容器の右半分と左半分が仕切られているとする。この状態で二種類の気体A、B がそれぞれ容器の右半分、左半分に入れられているときに、容器中の分子が従う分布は、最大エントロピー原理により、 (1) A は容器の右半分、 B は左半分に入っている という条件下でエントロピーを最大化する。 次に板を外すと、容器中の分子の分布が変化する。この状態で分子が従う分布は、再び最大エントロピー原理により、 (2) A 、B が容器に入っている という条件下でエントロピーを最大化する。 明らかに条件(2)は条件(1)よりも弱い。従って条件(2)の下での最大値は、条件(1)の下での最大値よりも大きい(小さくない)。すなわち、板を外す事でエントロピーは増大する。
※この「エントロピー増大則」の解説は、「最大エントロピー原理」の解説の一部です。
「エントロピー増大則」を含む「最大エントロピー原理」の記事については、「最大エントロピー原理」の概要を参照ください。
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