ウカムルバス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:02 UTC 版)
「飛竜種 (モンスターハンターシリーズ)」の記事における「ウカムルバス」の解説
別称:崩竜(ほうりゅう) 登場作品:MHP2G/MHP3/MH4/MH4G/MHX/MHXX 作品中の分類:竜盤目ウカム科 全長:約3188センチメートル/全高:約1403センチメートル/脚裏のサイズ:約227センチメートル テーマ曲:絶対零度 大規模な雪崩の後、それまで隔離されていた雪山深奥部から姿を現した巨大なモンスター。氷塊や岩盤を粉砕しつつ進む姿から、ギルドでは崩竜と呼ばれる。鉱物を取り込むことで白く硬化した重厚な外殻を持っている。雪を削り進むために発達したスコップのような特徴的な大顎で凍った湖面を砕いて湖に潜り、湖面の氷を引き裂きながらの突進を行う。潜行攻撃の際は突進を行わない奇襲攻撃をする事もあり、ヒットすると防御力がダウンしてしまう。口からは超低温の水流ブレスを放ち、巻き上げられた雪塊は当たるとハンターに大ダメージを与えると同時に「雪だるま」状態にする効果を持ち、アカムトルム同様ブレスを吐く瞬間に大きな音を発生させれば、ひるませる事ができる。外見的特徴から鈍重に見えるが脚力にも長けており、フェイントを混ぜた上での突進攻撃を放ってきたり、跳躍し巨体によるボディープレス攻撃を仕掛ける。咆哮自体はダメージ判定があり、衝撃で相手を吹き飛ばす能力を持ち、尻尾を使った攻撃のなぎ払いは大ダメージと共に雪だるま状態になってしまう。 翼を持たず四脚歩行といった骨格的特徴から、アカムトルムに近い生物だと推測されており、同様の理由で飛竜種に分類されている。アカムトルムと同じく、古龍級生物として知られている。名前にはポッケ村の古い言葉で「白き神」という意味があり、伝承に伝わる「黒き神」と双璧を成したその時、世界は崩壊すると言われている。数百年前に、トレジィと現在の村長の先祖である竜人族と戦ったが、戦闘中に突如発生した雪崩によってウカムルバスは深奥部に隔離され、竜人族はウカムルバスにとどめを刺せなかった。ポッケ農場洞窟内には、このハンターの持ち物だった巨大な剣が残されている。大規模な雪崩の後にウカムルバスが数百年の時を経て姿を現し、ポッケ村に近づいてきたことで、ギルドからポッケ村の村民に避難命令が出されていたが、村民全員はハンターの勝利を信じ、誰一人として村から避難せず、彼らの信じるとおりハンターは勝利し帰ってきた。 MHP3では専用フィールドである極圏に出現し、咆哮で天井から氷塊が落ちてくる、立ち上がってからブレスでなぎ払う、背後にいる敵を突き上げで不意打ちするなどの行動が追加され、攻撃の一部に氷やられ状態となる技が付加されている。MH4GではMHP3と同じ、専用フィールドである極圏に登場。なお、ウカムルバスの素材で制作する武器はそれぞれ「この世を打ち崩す白き雪神」の11の能力の具現であるとされており、武器の説明文でそのことが語られている。 防具についても同様で、剣士用の装備は「白き雪神が、運命の日に着用する」、ガンナー用装備は「白き雪神が、世界を打ち崩すのに用いる」とされており、剣士装備では超人的な能力が身につき、ガンナー装備では途方もない破壊力を与えられるという、「白き雪神」にまつわる逸話が説明文として記されている。
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