インターベマ【インターベマ】(観賞樹)
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登録番号 | 第6911号 |
登録年月日 | 1998年 10月 29日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | インターベマ よみ:インターベマ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ジョージ ピーター イルシンク | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲,花は鮮紫ピンク色に濃い鮮紫ピンク色のぼかしが入る半剣弁,整形咲,微香の中輪となる切花向きの品種である。 樹形及び株立ちは普通,樹高は中である。開花枝の太さは中,新しょうの色は赤紫,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは中,基部の幅は広,色は青銅,数は幹の部分は少,花枝の基部は中,中央部は少,花首はほとんど無である。小葉の枚数は5枚以下,本葉の長さは普通,幅は広である。展開直後の若葉の色は赤紫,光沢は有,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は単花咲,蕾の形は卵形である。花形は整形咲,花の大きさは中輪,高さはやや高,花弁表側の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9704)に弁端へ鮮紫ピンク(同9705)のぼかしが入り,裏側の色は紫ピンク(同9503)に弁端へ鮮紫ピンク(同9505)のぼかしが入る。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は円形先端丸形,花弁の厚さはやや厚,硬さは普通,数は20~24枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「ケイタイブ」と比較して,新しょうの色が赤紫であること,とげの色が青銅であること,花弁表側の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1989年に育成者の温室(オランダ王国)において,無名実生種どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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