インターグロデブ【インターグロデブ】(観賞樹)
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登録番号 | 第12646号 |
登録年月日 | 2005年 1月 19日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | インターグロデブ よみ:インターグロデブ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 1月 20日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上一丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ジョージ ピーター イルシンク | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「インターベマ」に育成者所有の無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は淡黄ピンク色で鮮紫ピンク色の覆輪が入り剣弁、高芯咲、かなり弱香の中輪となる切花向きの品種である。樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はやや多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢はやや弱、厚さは中、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色は淡黄ピンク(JHS カラーチャート1301)で鮮紫ピンク(同9504)の覆輪が入り、裏面の色は淡黄ピンク(同1301)で鮮紫ピンク(同9704)の覆輪が入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや短、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は灰緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。「タンタリナ」及び「タンゼルボン」と比較して、花弁表面の色が淡黄ピンクで鮮紫ピンクの覆輪が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1996年に育成者の温室(オランダ王国)において、「インターベマ」に育成者所有の無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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