インターギル【インターギル】(観賞樹)
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登録番号 | 第6246号 |
登録年月日 | 1998年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | インターギル よみ:インターギル |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 1998年 4月 13日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ジョージ ピーター イルシンク | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲き,花は濃赤色で半剣弁,整形咲き,無香の中輪となる切り花向きの品種である。 樹形及び株立は普通,樹高は中である。開花枝の太さは中,新しょうの色及び開花後の枝の色は青銅である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さはやや短,基部の幅はやや広,色は青銅,数は幹の部分,花枝の基部及び中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の枚数は5枚以下,本葉の長さは普通,幅はやや狭である。展開直後の若葉の色は赤紫,光沢は半光沢,成熟葉の色は青銅,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は単花咲き,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲き,花の大きさは中輪,高さは中位,花弁表側の色は濃赤(JHS カラーチャート0408),裏側の色は鮮紅(同0107)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は広楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は35~39枚である。花の香りは無,開花時期は普通である。 「タネトラ」と比較して,開花後の枝の色が青銅であること,とげの数が幹の部分,花枝の基部及び中央部において少ないこと,花弁表側の色が濃赤であること,花弁数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1989年に育成者の温室(オランダ王国)において,無名実生種どうしを交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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