タキレット【タキレット】(観賞樹)
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登録番号 | 第11697号 |
登録年月日 | 2004年 1月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タキレット よみ:タキレット |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 1月 13日 | |
品種登録者の名称 | 田中喜志夫 | |
品種登録者の住所 | 静岡県志太郡大井川町藤守2607-3 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 田中喜志夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は濃紅色で剣弁、高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はかなり多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は濃紅(JHS カラーチャート0108)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さは中、数は40~59、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや短、太さはやや細、新しょう及び開花枝の色は紅紫、開花習性は四季咲、開花時期は早である。「マリー デボア」と比較して、枝基部のとげの数が多いこと、小葉全体の形が卵形であること等で、「インターギル」と比較して、花弁表面の色が濃紅であること、花弁のタイプが剣弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に育成者の温室(静岡県志太郡大井川町)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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