タチタカネ【タチタカネ】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9117号 |
登録年月日 | 2001年 7月 27日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | タチタカネ よみ:タチタカネ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 7月 28日 | |
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 重盛勲、三木一嘉、前島秀和、西牧清、高松光生 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Ki11」を母系とし、「Na23」を父系とする交雑品種であり、育成地(長野県塩尻市)における雄穂抽出期は中生、絹糸抽出期は晩生、稈長はかなり長で粒質はD(F)(デント(フリント))のサイレージ向きの品種である。初期生育はやや不良、雄穂抽出期は中性、絹糸抽出期は晩生、稈長はかなり長、稈径はやや細、着雌穂高はかなり高である。雄穂長は中、枝梗数は極少、絹糸色は混合、雌穂長は極長、雌穂径はやや太、粒列数は多、一列粒数は極多、穂芯色は茶色、粒質はD(F)、粒色は黄色、胚乳澱粉は通常澱粉、粒型は中間、百粒重は軽である。倒伏抵抗性は極強、折損抵抗性及びごま葉枯病抵抗性は強、黒穂病抵抗性は極強である。「P3358」と比較して、黄熟期が晩いこと、稈が長いこと等で、「P3472」と比較して、倒伏抵抗性が強いこと、黒穂病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、「Ki11」を母系とし、「Na23」を父系とする交雑品種であり、平成2年に長野県中信農業試験場(塩尻市)において、両親自殖系統間の検定交配、3年に組み合わせ能力検定試験を実施し、5年から生産力検定及び系統適応性検定試験等の試験を行い、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「長交C322号」であった。 |
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