インタークイル【インタークイル】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8814号 |
登録年月日 | 2001年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | インタークイル よみ:インタークイル |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ジョージ ピーター イルシンク | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「インターリス」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は明赤紫色で半剣弁、カップ咲、弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は黄緑、数は枝基部はかなり少、枝中央部及び花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は緑、光沢はやや強、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや厚、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色は明赤紫(JHS カラーチャート9506)、裏面の色は明紫赤(同9706)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや薄、硬さはやや軟、数は25~29、一茎の花数は6~10、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花時期は中である。「インターリス」と比較して、新葉の色が緑であること、花弁表面の色が明赤紫であること、花弁裏面の色が明紫赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1993年に育成者の温室(オランダ王国)において、「インターリス」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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