タネトラ【タネトラ】(観賞樹)
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登録番号 | 第6441号 |
登録年月日 | 1998年 5月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タネトラ よみ:タネトラ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 5月 24日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲き,花は鮮赤色で半剣弁,整形咲き,無香のやや小輪となる切り花向きの品種である。 樹形はやや直立性,株立は普通,樹高はやや高性である。開花枝の太さは中,新しょうの色は青銅,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは中,基部の幅はやや広,色は青銅,数は幹の部分,花枝の基部及び中央部は多,花首はほとんど無である。小葉の枚数は7枚,本葉の長さはやや短,幅はやや狭である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は単花咲き,蕾の形は卵形である。花形は整形咲き,花の大きさはやや小輪,高さはやや低,花弁表側の色は鮮赤(JHS カラーチャート0407),裏側の色は鮮紅(同0107)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は広楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は25~29枚である。花の香りは無,開花時期は普通である。 「コルリンゴ」と比較して,花首のとげの数が少ないこと,花弁裏側の色が鮮紅であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1990年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において,無名実生種どうしを交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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