タノダキム【タノダキム】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7737号 |
登録年月日 | 2000年 2月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タノダキム よみ:タノダキム |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 2月 23日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花序のタイプは散房花序,花は鮮ピンク色で半剣弁,カップ咲,かなり弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性,株立は中,樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形,長さはやや長,基部の幅はやや狭,色は緑褐,数は枝基部及び枝中央部はかなり少,花柄は無である。小葉全体の形は卵形,小葉の枚数は少,本葉の長さはやや長,幅は中である。新葉の色は緑褐,光沢はやや強,本葉の色は緑,光沢はやや強,厚さは厚,硬さは中である。花序のタイプは散房花序,蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲,花径はやや小,高さは中,花弁表面の色及び裏面の色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0104)である。花色の移行性は無,花弁のタイプは半剣弁,全体の形は狭楕円形,厚さは厚,硬さは中,数は40~59,一茎の花数は2~5,花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや長,太さは中,新しょうの色は緑褐,開花枝の色は緑,開花時期は中である。「タノチオ」と比較して,花形がカップ咲であること,花弁表面の色が鮮ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1990年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において,無名実生種どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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