タノブミル【タノブミル】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10716号 |
登録年月日 | 2002年 9月 30日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タノブミル よみ:タノブミル |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は浅緑黄色で淡緑黄色の爪が入り、カップ咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はやや少、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2703)で淡緑黄(同2702)の爪がはいる。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、厚さはかなり厚、硬さはやや硬、数は40~59、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さは短、太さは中、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花時期は中である。「コロジロ」と比較して、花弁表面及び裏面の色が浅黄緑で淡緑黄の爪が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1994年に育成者の所属する会社の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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