タノロプ【タノロプ】(観賞樹)
登録番号 | 第12928号 | |
登録年月日 | 2005年 3月 14日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タノロプ よみ:タノロプ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上一丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は黄白色で、半剣弁、カップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部はやや少、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3302)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は60以上、雌雄ずいの配列は乱れる、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや長、太さはやや太、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。「コルトゥレック」と比較して、花弁数が多いこと、雌雄ずいの配列が乱れていること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1992年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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