タノチオ【タノチオ】(観賞樹)
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登録番号 | 第6909号 |
登録年月日 | 1998年 10月 29日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タノチオ よみ:タノチオ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花序のタイプは散房花序,花は鮮ピンク色で半剣弁,高芯咲,かなり弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。 樹形は半直立性,株立ちはやや叢生,樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形,長さは中,基部の幅はやや狭,色は緑褐,数は枝基部は多,枝中央部はやや多,花柄は無である。小葉全体の形は楕円形,小葉の枚数は少,本葉の長さは中,幅はやや狭である。新葉の色は緑褐,光沢は中,本葉の色は緑,光沢は中,厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序,蕾の形は球形である。花形は高芯咲,花径はやや小,高さはやや低,花弁表面の色はピンク(JHS カラーチャート0103),裏面の色は紫ピンク(同9703)である。花色の移行性は無,花弁のタイプは半剣弁,全体の形は狭楕円形,厚さはやや薄,硬さは中,数は60枚以上,一茎の花数は6~10,花の香りはかなり弱である。枝の長さは短,太さはやや細,新しょうの色は緑褐,開花枝の色は緑,開花時期は中である。 「インターライエン」と比較して,花序のタイプが散房花序であること,一茎の花数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1991年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において,無名実生種どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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