アーケイディア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/28 15:16 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動アーケイディア Arcadia | |
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出身地 |
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ジャンル | アート・ロック、ニュー・ウェイヴ、シンセポップ |
活動期間 | 1985年 - 1986年 |
レーベル | キャピトル、パーロフォン、アトランティック |
共同作業者 | デュラン・デュラン |
メンバー |
サイモン・ル・ボン ニック・ローズ ロジャー・テイラー |
アーケイディア (Arcadia) は、イギリスのシンセポップ・ユニット。メンバーはデュラン・デュランのサイモン・ル・ボン、ニック・ローズ、ロジャー・テイラー。(デュラン・デュランのジョン・テイラーとアンディ・テイラーはロックバンド「パワー・ステーション」を結成)。
1985年に結成し、アルバム『情熱の赤い薔薇』(So Red The Rose)を1枚残している。アルバムにはデヴィッド・ギルモア(ピンク・フロイド)、スティング(「The Promise」のバック・コーラス)、アンディ・マッケイ(ロキシー・ミュージック)、ジャズピアニストのハービー・ハンコック、グレイス・ジョーンズ(「The Flame」のバック・コーラス)、土屋昌巳など大物ゲストの参加も話題を呼んだ。 また映画『高卒物語』(Playing For Keeps)のサウンドトラックに「Say The World」を提供している。
ディスコグラフィ
アルバム
- 『情熱の赤い薔薇』 - So Red the Rose (1985年) 英30位・米23位
シングル
- 「エレクション・デイ」 - "Election Day" (1985年) 英7位・米6位
- 「グッドバイ・イズ・フォーエヴァー」 - "Goodbye Is Forever" (1986年) 米33位
- 「ザ・プロミス」 - "The Promise" (1986年) 英37位
- "The Flame" (1986年) 英58位(PVにデュラン・デュランメンバーのジョン・テイラーがカメオ出演)
- "Say the Word" (1986年)(米のみ発売)
関連項目
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アーケイディア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 06:51 UTC 版)
「フィリップ・シドニー」の記事における「アーケイディア」の解説
原題『Countess of Pembroke's Arcadia』。シドニーの最も野心的な作品で、シドニーのソネットと同じくらい重要なもの。この作品はパストラルな要素とヘレニズム期のヘリオドロスから派生した雰囲気を結合させたロマンス(en:Romance (genre))である。この作品の中ではきわめて理想化された羊飼いの生活がジョスト、政治的裏切り、誘拐、戦闘、強姦といったストーリーと(常に自然にではないが)隣り合っている。16世紀に出版されたこの物語はギリシア文学を手本にした。物語はおのおのの中に組み合わされ、異なる筋が絡み合っている。 出版されてから1世紀以上にわたって大変人気があった。ウィリアム・シェイクスピアは『リア王』のグロスター伯のサブプロットにこの作品を借用した。さらに、一部がジョン・デイ(en:John Day (dramatist))やジェームズ・シャリー(en:James Shirley)によって戯曲化された。広く伝えられる話によれば、チャールズ1世は絞首台に上がった時にこの本から数行を引用したという。サミュエル・リチャードソンは最初の本(『パミラ』)のヒロインの名前をシドニーの「パミラ」から名付けた。 なお、『アーケイディア』には2つの異なるヴァージョンがある。最初のヴァージョン(The Old Arcadia)は妹のメアリー・ハーバートの家で書かれたもので、回りくどくない順次的な方法で叙述されていた。後になってシドニーはより野心的な計画にのっとって改訂をはじめた。改訂版(The New Arcadia)の最初の3巻のほとんどは書き上げたが、その死によって未完に終わった。1590年の最初の3巻の出版で関心が沸き、現存するヴァージョンは最初のヴァージョンの素材から肉付けされたものである(1593年出版)。詳細はen:Countess of Pembroke's Arcadiaを参照。
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